ナイス株式会社(NICE)/ナイスフィルプレイスのマンションの購入商談

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IMG_6701.jpg最近の世の中が物騒になり一戸建てではセキュリティーの上で不安ではないかとわたしが思っていると、家族も別な理由からマンションに住んでみてはどうかと言い出しました。わたしは仕事でマンションに数回訪問したことがあるだけで、実際のマンションというものがどういう造りでどの様な販売形態、管理形式を取っているかも全く知りませんでした。

そもそも何処で販売しているかも分からなかったので、近所の比較的新しいマンションを訪れて管理人さんに販売している会社の名前と事務所の場所を教えて貰いました。それがたまたまナイス株式会社でした。たまたま新築マンションの販売を行っていたので、即商談に入りました。
事務所を訪れると即営業マンが対応してくれて、こちらの条件を聞き取ります。その上で簡単に現在販売中のマンションの説明を行いました。販売中のマンションは既に完成して顧客への引き渡しも始まっている物件です。数室、売れ残っているのでその中から選ぶことになりました。
通常、マンションは設計から工事の間にほぼ完売してしまい、現物を見ての商談はなかなか難しいと聞いていたので、実際の物件を見られたのはとても運が良かったと思います。この実際の物件を見たことが後々に役立ちました。

毎月掛かる諸費用に驚かされる
営業マンの説明の中で驚かされたのが、毎月支払う管理費、修繕積立金、駐車場、駐輪場の代金が2万円を超えることです。駐車場は当然無料と思っていたのですが、4000円も取るというのです。わたしは車は所有していますが実際は殆ど乗りません。もっぱら自転車で生活をしていて、レジャーはオートバイを利用しています。そういうと営業マンは、それなら駐車場を他のマンションの住民に貸すことも出来ますと言い出しました。駐車場が無いというのも困るので、そうそう貸すわけにも行かないでしょう。駐車場もそうですが、自転車1台につき300円の駐輪場の利用代金を取ることも驚きました。わたしが自転車を2台、家族が1台所有しているので、900円の出費となります。他にバイクの駐車代も掛かるのです。この管理費、修繕積立金、駐車場、駐輪場に更に2万円も足せば安いアパートなら借りられます。
マンションに住むだけでこれほどの経費がかかるとは驚きですが、住んでいる皆さんはこのほかにローンも35年をかけて払っているので、更に驚かされます。

IMG_6709.jpgマンションを見学
一通りの説明を受けた後、実際にマンションを見せて貰うことになりました。
実際のマンションを見て、まずマンションそのもの玄関とエントランスホールの豪華さに驚きました。いわゆる共有スペースです。次に部屋へ案内されると、各部屋の入口に門がしつらえてあり、一戸建ての玄関のような印象を受けます。外壁も見た目に豪華です。この時点での印象はとても良い物でした。

個別の部屋の中を見せて貰いました。
最初に通された部屋と2番目に通された部屋は間取や1部屋の広さがこちらの希望に合わず、3番目の最上階の部屋でようやくこれならと言う部屋にたどり着きました。後から考えると、最初に悪い物件を見せて最後に本命を見せるという方法だったのでしょう。そうすることで、実際以上に良い印象をお客は持ちますから。

IMG_6702.jpg本命の部屋、2LDKへ案内される
部屋は2LDKでダイニングルームこそ18畳とやや広い物の、残りの部屋は6畳が1部屋、4.5畳が一部屋、後はウォーキングクローゼット、ややせまいキッチン、浴室、洗濯機を置き洗面台のある洗い場からなっています。18畳と6畳は良いのですが、4.5畳の部屋は使い道が無く、ここは納戸だねなどと家族と話していました。

マンションそのものを見るのが今回が初めてなので基準がありませんから、この部屋が案内された3部屋の中では一番まともなので、これがよいかとこのときは思いました。
ただ、築後60年は持つという建物なので、わたしの残りの人生もこの部屋で終えるわけになりますから、細かいところまで真剣に見てみました。

気になること
最初に気になったのは畳の部屋が無いことです。ダイニングルームに12畳のフローリングと6畳の畳とに分かれているのが唯一の畳の有るスペースでした。しかもその畳はとても堅く、寝転がってみたらあまりの堅さに体中が痛くなりました。とても畳の上に直に寝転がったり正座したり出来ない代物です。

次に寝室となる6畳の部屋を見ました。
この部屋は東北本線に面していて、窓を開けると列車の通る音が部屋中に響きます。営業マンは
「窓を絞めれば音は遮断されるから問題有りません。夏場の暑さはエアコンを使えば良いではないですか」
と言いますが、そういう問題ではありません。わたしも家族もエアコンが苦手です。外気温が35℃を越えて初めて窓を閉めてエアコンを使うくらいで、普段は窓を開け放って、風の通りを良くして夏場の涼を得ています。窓を開けた状態で列車が通る音を3回聞いたのですが、どうしても気になります。

まずこんなものか、とおもい購入を半場決めていたのですが、この音がどうしても気に入らないので保留と言うことにしました。ただ、営業マンが1万円を入れて頂いて仮の契約(?)をして頂かないとこの部屋を押さえておくことが出来ませんと言います。この1万円はキャンセルとなった場合には返金されるので仮の契約をしておくことにしました。

こちらが列車の音がどうしても気になるというので保留になったことを営業マンも気にして、
「本来はしないのですがお客様は特別です。修繕積み立て一時金や諸経費など、エアコンやカーテンなどの住む上での必要な備品を出来るだけ弊社の方で支出したいと思います。」
と言いました。マンション本体の値引きが出来ないので、それ以外でサービスをしようという訳のようです。

購入は保留した
立地的にも間取もこちらの希望にかろうじて合う物件でしたので、購入する気がこのときは半分以上ありました。ただ、実際に住んだ場合を考えると、利便性や騒音などをもっと詳細に知りたいので、後日に正式に契約をするかキャンセルをするかを日取りを決めて、それまでのあいだにこのマンションと周辺の環境を調べることにしました。

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