ナイス株式会社のナイスフィルプレイスの見学の帰り道、偶然に見つけたのが株式会社マリモの営業所でした。
マンションは総支出が3000万円を越える買物なので、もう一つくらい物件を見て比較しようと言うことになり、当たりはもう薄く暗くなっている時間でしたが立ち寄って話を聞いてみることにしました。
このとき、ここに立ち寄らなければナイスフィルプレイスを購入していたと思います。比較検討できるマンションがマリモにたまたま有ったことが幸いしました。
マンションは総支出が3000万円を越える買物なので、もう一つくらい物件を見て比較しようと言うことになり、当たりはもう薄く暗くなっている時間でしたが立ち寄って話を聞いてみることにしました。
このとき、ここに立ち寄らなければナイスフィルプレイスを購入していたと思います。比較検討できるマンションがマリモにたまたま有ったことが幸いしました。
どうしてもナイス株式会社の帰路なので比較になってしまいました。
まず入った営業所の室内の安っぽさにびっくりしました。とても高級マンションを販売している会社の商談の場所とは思えませんでした。その上、事務所の中には子供の遊び場があり、託児所かと思ったくらいです。
商談用のテーブルやイスも安い造りのもので、第一印象はとても悪い物でした。とてもまともなマンションを造っている会社には思えなかったのです。
マンションの説明
対応をしてくれた営業マンはとても若い方で、本人が最初に「わたしは昨年入社したばかりの新人です」と自己紹介をしてくれました。印象のとても良い方で、ナイス(株)の営業マンが押し出しが強い割にマンションの説明がおざなりだったことに比べると、事細かにマンションの説明をしてくれました。
こちらは説明を受けても理解の能力を越える話なので半分も耳に残りませんでしたが、これだけ丁寧な説明を受けると安心感が有ります。
最上階を希望したのですが既に完売してしまっていたので、1つ下の階の14階を希望して商談を進めました。
価格はナイスよりも300万円ほど安く、それでいて床面積が一回り以上広いです。管理費、修繕積立金はほぼ同額でしたが、駐車場は1台は無料で付いています。駐車場の料金がかかるのは2台目以降からでした。オートバイや自転車は何台停めての無料です。月額に支出がナイスより5000円以上安く済むことになります。
説明の中でちょっと気になったのが、マリモもマンションは耐震構造でナイスのマンションは免震構造という違いでしょうか?免震は揺れを押さえる構造なので耐震構造よりも地震の際の被害が少ないと言われています。
モデルルームの見学
マンションはまだ建築の途中の物件でしたので、営業所に併設しているモデルルームを見学することになりました。モデルルームだから実際のマンションよりも良く造ってあるのだろうと疑いの目を持ちながらも、一つ一つの説明を聞いて行くと不思議と納得が行く物です。
最初に驚いたのがフローリングの床が柔らかいことです。
木の下に弾力性の有る素材を貼り付けてあるのですが、大型の家具などを置いてもこの弾力が原因で家具が倒れたり床がへこんだりすることはありませんと言うことでした。どのくらい柔らかいかというと、フローリングの床の上で畳の上と同じように正座が出来てしまいます。全く痛くありません。ナイスのマンションでは畳の床でも正座が出来なかったことと比べると雲泥の差でした。
生活をする上で床が柔らかいと言うことは重要です。木造建築では気になりませんがコンクリートの建物ですと、どうしても足腰に負担が掛かります。
バルコニーを見てみると奥行きが2m以上あり、この奥行きが間口いっぱいありました。都市部の狭い庭に比べるとこのバルコニーの方が広いくらいです。実際にプランターなどを並べるとお花畑が出来そうでした。バルコニーの手すりですが、わたしが購入を検討している上の階は無粋なコンクリートではなくマジックミラータイプの素材で出来ていて、昼は外を部屋から眺めることが出来、外からは中が見えないという物でした。
浴室も広く、浴槽も十分な広さです。
キッチンはナイスより1坪以上広くできていました。
ダイニングルームだけが15畳と一回りせまいのですが、代わりに他の部屋が7畳と6畳の部屋で、両方とも使えます。納戸にする必要は有りません。
初日はここまでで午後8時を廻ってしまったので商談を終えることにしました。
数日後、実際に建って分譲を終え入居が始まっているマンションの内、数部屋が売れ残っていて見学が出来るというので、その部屋を案内して貰うことにしました。
実際のマンションの見学
数日後、マンションを見学しました。
写真では見ていましたが、実物を見ても外観は安っぽいです。エレベーターや階段、共有スペースは本当に必要な形で作ってあり、無駄な装飾が有りません。営業マンが「マリモの社風が質実剛健ですから、むだなお金を使うくらいならお客様に還元して金額を安くするなどの方法をとります」と言っていたことを思い起こさせました。
実際の部屋の見学では、間取はわたしが購入を希望しているタイプがあいにくと無かったのですが、幸いにほぼ同じ床面積の部屋は残っていたのでその部屋を案内して貰いました。
部屋に入ると、質実剛健の外観とは全く違う世界がありました。モデルルームと同じ高級感にあふれた部屋です。そして何より嬉しかったのは一歩入って狭さを感じなかったことです。ナイスのマンションはどうしても狭さを意識しましたが、マリモノマンションはその点を巧く造っているようです。構造が違うというより人間の心理を分析して、狭苦しさを感じさせない様になっていると感じました。もっとも、実際に床面積が一回り広いのですからせまく感じないのは当たり前ですが。
床の弾力はやはりモデルルームの方が柔らかでした。
実物は床の下が堅いコンクリートなためと思いますが、モデルルームの床に比べると若干堅いです。それでもフローリングの床に平気で正座が出来ました。畳の部屋も柔らかで、木造建築の柔らかさには及びませんが何時間でも寝ころんでいられる程度の柔らかさはありました。これで安心です。
部屋の壁や梁、キッチン、ドアなどは一戸建てに住み慣れたわたしや家族にはやや違和感のある出っ張りが有るものの、非常に贅沢な造りです。
マンションの部屋を自由にカスタマイズできる
マリモのマンションの特徴は、早期に契約をすれば部屋を自由にカスタマイズできることです。
最初の日の商談では時間の関係でこの辺りは詳細な説明を聞けなかったのですが、この日は実際にマンションに案内されて、部屋をどの様にでも作り替えられることの具体的な説明とその説明の後の私たちの希望を述べました。
ダイニングルームは全面フローリングと2/3をフローリング・1/3を畳にするプランが無料で選べるのですが、若干の追加料金を出せば、この畳のスペースを広く取り更に押入を取り付けることも出来ると言われました。ダイニングルームは押入を付けることで13畳ほどに狭くなりますが、それでも十分な広さです。
次いで7畳の部屋を洋室から和室へ変更できることが分かりました。
やはり洋室よりは和室の方が落ち着くので、これもありがたいです。他に玄関に3cmの段差をわざと設けて屋外の埃が玄関から室内へ入ることを防ぐ構造になっているのですが、この段差が実はくせ者で足を躓いて転びそうになります。この段差も解消できると言うことでした。
他に、浴槽のタイプを今自宅で使用している物の方が慣れもあって使いやすいと申し出たら、これも好きなタイプを自由に選べると言うことでした。
もう一つ、床、ドアなどの色彩を選べることです。
渋い濃い色の色合いから明るい白っぽい素材まで数種類の中から選べます。ただ、残念ながらわたしが希望した明度の色彩は無かったです。やむ終えないので、希望よりもやや明るい色彩にしてもらいました。
マンションの火災保険
この時間に、担当をしてくれていた営業マンの上司という方が見えました。
ちょうど良かったので、火災保険のこのマンションに対するかけ方や修繕積立金の使用用途など、担当の営業マンでは答えきれない点を確認しました。
火災保険は地震保険も含めて建物本体には管理費から保険料金を支出して契約をしています。
住民が契約をする火災保険は部屋の壁紙やキッチンなど個人としての所有に当たる部分と、家財一色になります。
万一、地震となって破損が生じた場合には、被害金額の半分が地震保険から支払われるので、残りの半分を修繕積立金から支出します。
こうした点はさすがに入社1年目の営業マンには答えられませんでしたが、上司の方が来てくれたおかげで分かりました。
建築中のマンションの現地と見積書
最後に、実際に住むことになるマンションが建築中の現地へと案内されました。
立地は微妙なところにあります。東北本線がそばを通っていますが、ナイスのマンションよりも若干距離が有ることと、マンションの向きが東北本線とはほぼ直角に向き合っているので、列車の音はおぼ気にしなくても良さそうです。その代わり交通量の多い幹線道路が直ぐ下を通っているので、日中や夜間の自動車の騒音が心配になりました。
一通りの説明を聞き終え、数日後に契約をするかキャンセルするかの最終的な商談をすることにして、この日はこれで終えました。
印象はマリモはすこぶる良かったです。
室内の暮らしやすさは文句なくナイスよりもワンランク上でした。しかも料金は若干安く、駐車代や駐輪代が無料な点を考えると、年間の維持管理費が5万円以上安上がりとなります。この時点でナイスは完全に見劣りしてしまい契約をする意志はなくしました。
後はマリモと契約をするかどうかです。マリモのマンションは立地が微妙です。わたしや家族は自転車や徒歩で生活をする習慣が付いているのですが、このマンションでは歩いて買い物に行けるお店が1軒も有りません。わたしも家族も年々老いて行くわけですから、距離と言うことが重要となります。
この点を、実際にマンションを起点に歩いて確かめた上で、回答をする事にしました。
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まず入った営業所の室内の安っぽさにびっくりしました。とても高級マンションを販売している会社の商談の場所とは思えませんでした。その上、事務所の中には子供の遊び場があり、託児所かと思ったくらいです。
商談用のテーブルやイスも安い造りのもので、第一印象はとても悪い物でした。とてもまともなマンションを造っている会社には思えなかったのです。
マンションの説明
対応をしてくれた営業マンはとても若い方で、本人が最初に「わたしは昨年入社したばかりの新人です」と自己紹介をしてくれました。印象のとても良い方で、ナイス(株)の営業マンが押し出しが強い割にマンションの説明がおざなりだったことに比べると、事細かにマンションの説明をしてくれました。
こちらは説明を受けても理解の能力を越える話なので半分も耳に残りませんでしたが、これだけ丁寧な説明を受けると安心感が有ります。
最上階を希望したのですが既に完売してしまっていたので、1つ下の階の14階を希望して商談を進めました。
価格はナイスよりも300万円ほど安く、それでいて床面積が一回り以上広いです。管理費、修繕積立金はほぼ同額でしたが、駐車場は1台は無料で付いています。駐車場の料金がかかるのは2台目以降からでした。オートバイや自転車は何台停めての無料です。月額に支出がナイスより5000円以上安く済むことになります。
説明の中でちょっと気になったのが、マリモもマンションは耐震構造でナイスのマンションは免震構造という違いでしょうか?免震は揺れを押さえる構造なので耐震構造よりも地震の際の被害が少ないと言われています。
モデルルームの見学
マンションはまだ建築の途中の物件でしたので、営業所に併設しているモデルルームを見学することになりました。モデルルームだから実際のマンションよりも良く造ってあるのだろうと疑いの目を持ちながらも、一つ一つの説明を聞いて行くと不思議と納得が行く物です。
最初に驚いたのがフローリングの床が柔らかいことです。
木の下に弾力性の有る素材を貼り付けてあるのですが、大型の家具などを置いてもこの弾力が原因で家具が倒れたり床がへこんだりすることはありませんと言うことでした。どのくらい柔らかいかというと、フローリングの床の上で畳の上と同じように正座が出来てしまいます。全く痛くありません。ナイスのマンションでは畳の床でも正座が出来なかったことと比べると雲泥の差でした。
生活をする上で床が柔らかいと言うことは重要です。木造建築では気になりませんがコンクリートの建物ですと、どうしても足腰に負担が掛かります。
バルコニーを見てみると奥行きが2m以上あり、この奥行きが間口いっぱいありました。都市部の狭い庭に比べるとこのバルコニーの方が広いくらいです。実際にプランターなどを並べるとお花畑が出来そうでした。バルコニーの手すりですが、わたしが購入を検討している上の階は無粋なコンクリートではなくマジックミラータイプの素材で出来ていて、昼は外を部屋から眺めることが出来、外からは中が見えないという物でした。
浴室も広く、浴槽も十分な広さです。
キッチンはナイスより1坪以上広くできていました。
ダイニングルームだけが15畳と一回りせまいのですが、代わりに他の部屋が7畳と6畳の部屋で、両方とも使えます。納戸にする必要は有りません。
初日はここまでで午後8時を廻ってしまったので商談を終えることにしました。
数日後、実際に建って分譲を終え入居が始まっているマンションの内、数部屋が売れ残っていて見学が出来るというので、その部屋を案内して貰うことにしました。
実際のマンションの見学
数日後、マンションを見学しました。
写真では見ていましたが、実物を見ても外観は安っぽいです。エレベーターや階段、共有スペースは本当に必要な形で作ってあり、無駄な装飾が有りません。営業マンが「マリモの社風が質実剛健ですから、むだなお金を使うくらいならお客様に還元して金額を安くするなどの方法をとります」と言っていたことを思い起こさせました。
実際の部屋の見学では、間取はわたしが購入を希望しているタイプがあいにくと無かったのですが、幸いにほぼ同じ床面積の部屋は残っていたのでその部屋を案内して貰いました。
部屋に入ると、質実剛健の外観とは全く違う世界がありました。モデルルームと同じ高級感にあふれた部屋です。そして何より嬉しかったのは一歩入って狭さを感じなかったことです。ナイスのマンションはどうしても狭さを意識しましたが、マリモノマンションはその点を巧く造っているようです。構造が違うというより人間の心理を分析して、狭苦しさを感じさせない様になっていると感じました。もっとも、実際に床面積が一回り広いのですからせまく感じないのは当たり前ですが。
床の弾力はやはりモデルルームの方が柔らかでした。
実物は床の下が堅いコンクリートなためと思いますが、モデルルームの床に比べると若干堅いです。それでもフローリングの床に平気で正座が出来ました。畳の部屋も柔らかで、木造建築の柔らかさには及びませんが何時間でも寝ころんでいられる程度の柔らかさはありました。これで安心です。
部屋の壁や梁、キッチン、ドアなどは一戸建てに住み慣れたわたしや家族にはやや違和感のある出っ張りが有るものの、非常に贅沢な造りです。
マンションの部屋を自由にカスタマイズできる
マリモのマンションの特徴は、早期に契約をすれば部屋を自由にカスタマイズできることです。
最初の日の商談では時間の関係でこの辺りは詳細な説明を聞けなかったのですが、この日は実際にマンションに案内されて、部屋をどの様にでも作り替えられることの具体的な説明とその説明の後の私たちの希望を述べました。
ダイニングルームは全面フローリングと2/3をフローリング・1/3を畳にするプランが無料で選べるのですが、若干の追加料金を出せば、この畳のスペースを広く取り更に押入を取り付けることも出来ると言われました。ダイニングルームは押入を付けることで13畳ほどに狭くなりますが、それでも十分な広さです。
次いで7畳の部屋を洋室から和室へ変更できることが分かりました。
やはり洋室よりは和室の方が落ち着くので、これもありがたいです。他に玄関に3cmの段差をわざと設けて屋外の埃が玄関から室内へ入ることを防ぐ構造になっているのですが、この段差が実はくせ者で足を躓いて転びそうになります。この段差も解消できると言うことでした。
他に、浴槽のタイプを今自宅で使用している物の方が慣れもあって使いやすいと申し出たら、これも好きなタイプを自由に選べると言うことでした。
もう一つ、床、ドアなどの色彩を選べることです。
渋い濃い色の色合いから明るい白っぽい素材まで数種類の中から選べます。ただ、残念ながらわたしが希望した明度の色彩は無かったです。やむ終えないので、希望よりもやや明るい色彩にしてもらいました。
マンションの火災保険
この時間に、担当をしてくれていた営業マンの上司という方が見えました。
ちょうど良かったので、火災保険のこのマンションに対するかけ方や修繕積立金の使用用途など、担当の営業マンでは答えきれない点を確認しました。
火災保険は地震保険も含めて建物本体には管理費から保険料金を支出して契約をしています。
住民が契約をする火災保険は部屋の壁紙やキッチンなど個人としての所有に当たる部分と、家財一色になります。
万一、地震となって破損が生じた場合には、被害金額の半分が地震保険から支払われるので、残りの半分を修繕積立金から支出します。
こうした点はさすがに入社1年目の営業マンには答えられませんでしたが、上司の方が来てくれたおかげで分かりました。
建築中のマンションの現地と見積書
最後に、実際に住むことになるマンションが建築中の現地へと案内されました。
立地は微妙なところにあります。東北本線がそばを通っていますが、ナイスのマンションよりも若干距離が有ることと、マンションの向きが東北本線とはほぼ直角に向き合っているので、列車の音はおぼ気にしなくても良さそうです。その代わり交通量の多い幹線道路が直ぐ下を通っているので、日中や夜間の自動車の騒音が心配になりました。
一通りの説明を聞き終え、数日後に契約をするかキャンセルするかの最終的な商談をすることにして、この日はこれで終えました。
印象はマリモはすこぶる良かったです。
室内の暮らしやすさは文句なくナイスよりもワンランク上でした。しかも料金は若干安く、駐車代や駐輪代が無料な点を考えると、年間の維持管理費が5万円以上安上がりとなります。この時点でナイスは完全に見劣りしてしまい契約をする意志はなくしました。
後はマリモと契約をするかどうかです。マリモのマンションは立地が微妙です。わたしや家族は自転車や徒歩で生活をする習慣が付いているのですが、このマンションでは歩いて買い物に行けるお店が1軒も有りません。わたしも家族も年々老いて行くわけですから、距離と言うことが重要となります。
この点を、実際にマンションを起点に歩いて確かめた上で、回答をする事にしました。
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