今年のリンクシェア大見本市（2008/5/17）で試供品として頂いたサンワダイレクトの手作り扇子キットです。わたしだけ事情があって２つ頂きました。手作り扇子キットはインクジェットプリンターとアイロンがあれば、誰でも簡単にオリジナル扇子を作れるというものです。
扇子は以外とお洒落なので、わたしも１つ買おうと思っていました。
頂いてから１月以上も試用に間があいたのは、わたしのオフィスには家電用品がないので、当然ですがアイロンもありません。自宅に帰った時にアイロンとアイロン台を持ち帰るまで試用できないでいました。
中身
パッケージの中はシンプルです。扇子が一つ。印刷用の用紙が１枚。保護用の薄紙が１枚と説明用紙だけです。
試用できるプリンターの種類が限られているので、自分でお使いのプリンターが該当するか確認してから購入してください。
わたしがしようしたプリンターは先日発売されたばかりの最新機種のエプソンPX-5600なので手作り扇子キットの互換表には載っていませんが、旧モデルが掲載されているので大丈夫だろうと言うことで印刷をしました。
２つ頂いたので、使い方を変えて作ってみました。
最初は印刷してから１日以上を経過させてから扇子を作ってみました。
説明書の通りのアイロンをかけてみましたが、失敗でした。インクジェットプリンターのインクは完全に乾くのに２４時間かかるのですが、完全に乾いてしまうと扇子にインクが移らないようです。
こんどは説明書の手順通り、印刷してから３０分を経過してからアイロンがけを行いました。
以外に難しいのが扇子にアイロンをかけて平らにする作業です。わたしは扇子の一部をアイロンの先端で傷つけてしまいました。扇子を平らにするのにはアイロンの尻の幅の広い方を使うのが良いです。
アイロンがけを終え、冷めてから剥がす作業に入ります。
緊張の一瞬です。
今回はうまくいきました。
大雪山のミヤマリンドウが綺麗に扇子に撮されました。
こんどはハンカチを当てて、もう一度アイロンがけをして印刷を固着させる作業です。
１日以上、乾かします。完全に乾いたら折りたたんで、固着したことを確認します。
扇子の完成。世界で１つだけのわたしの扇子です。
ただし、綺麗に円形に切れなかったので、あまり美しくないのが残念です。印刷の際に円形に印刷するか、印刷後、裏面に円を描いてそれに沿って切り抜くなどの工夫が必要です。
わたしの個人的な提案
アイロンをかけた後さましたり、印刷した写真を乾かしたりと時間はかかりますが、手間はさほどかかりません。しっかりと説明書を読んで手順を間違えなければ失敗することもなさそうです。なかなかのアイデア商品と思うのですが、印刷できる用紙が扇子の形に切り取れるように線を引いてくれるなどの工夫をしれくれれば、今回わたしが作成したような円形の切り抜きぞこないはなくなると思います。
平家物語の那須与一の射落とした日の丸の扇子ではないのですから、扇子一杯に自分の好みの写真を印刷できれば、もっと素晴らしい商品になると思います。
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