amadana AD-203 デスクトップオーディオ2 | デザインに価値を見いだす

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amadanaの製品の価値はデザインにあります。わたしがamadanaの製品に出会ったのはつい最近のことです。、今年のリンクシェア大見本市でECサイトとして展示している時に、知人に高級家電メーカーとして紹介して貰ったのが最初でした。それまではamadanaブランドは全く知りませんでした。

わたしの価値観は本来、機能にあるので、デザインも機能美に引かれます。過剰なデザインには嫌悪感すら感じますが、amadanaのデスクトップオーディオ2には押し出しの強いデザインは施されていません。「あっさりとしている」デザインとわたしは感じています。ただ、わたしの感性の琴線に触れるデザインでは無かったので、デザイン価値というものが見いだせにくかったと思います。

出窓の中のamadana AD-203 デスクトップオーディオ2モニター期間の切れる直前、amadanaブランドのデザインを引き出してみようと、思い切って出窓amadana AD-203 デスクトップオーディオ2だけを飾ってみました。ここまで何もない状態でも、デスクトップオーディオ2のデザインは耐えることが出来ました。現在、店頭で販売されているほとんどのデスクトップオーディオをこの様な配置にしたら、浮き上がってしまうか、周囲の景観に負けてしまうでしょう。amadana AD-203 デスクトップオーディオ2にはそれが有りませんでした。
実験といってはamadanaに失礼かもしれませんが、この結果はわたしにはちょっとした驚きでした。
背景の出窓は幅が1間(約180cm)、カーテンはレースの白、A3ノビサイズの大雪山の写真を飾っています。
 

向かって左AD-203を斜め前から見たところ。直線だけで構成されたシンプルなデザインです。左右に木目調のデザインが施されているのがアクセントとなっています。
 

正面正面。iPodの空間が空いていても、不自然さを感じさせません。わたしの様にiPodを所有していなくても、デザインの上では無理がありません。
 

CDの出し入れCDの出し入れ。シングルCDが利用できないことと、表と裏を左右のどちらから入れるかに悩んだことが、不自由と感じましたが、排出されたCDの出ている面積が1/2以上、2/3未満の絶妙の割合だと感じました。おそらくここも計算されたデザインだと思います。
 

上面から見たところ上面。直線のみで構成されたスイッチ類と液晶パネルがコンパクトにまとめられています。
直感的に使えるユーザーインターフェイス出はないのが瑕瑾ですが、デザインとしてはすっきりとしています。
 

背面背面。ACアダプターともう一つのジャックが有るだけ。それでもシンプルなデザインを施しています。
 

リモコンリモコン。これも直線のみでデザインされています。手の大きなわたしには最近のデジタル家電製品のリモコンはボタンが小さくて押しにくいのですが、このリモコンも同様でした。
 

AC電源ACアダプター。本体のデザインと比べると手を抜いているのが分かってしまうのが残念です。ここもamadanaらしさが欲しかったです。
 

向かって右デザインは人の感性によって決まりますから、好き嫌いが出てきます。わたしの好きなデザインは冒頭に書いたとおり、機能美です。ただ最近の製品で、機能美を追求した商品はほとんど無いのが残念です。amadanaはそうした意味では、過剰なデザインを抑えていると言う意味では、機能美に近いものを持っているのかもしれません。
わたしは最初にamadanaを紹介して貰った時に、金額を聞いてなぜこの製品が売れるのかが理解できなかったのですが、こうしてじっくりとモニターをしてみて、支持される理由が分かるような気がしました。
 

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