Ｋ－ＰＬＡＣＥ | 投資物件としてみるデザインマンション

千葉県柏市のマンション

今回の物件は千葉県柏市の郊外にあるデザインマンションです。
自分が住むわけではなく投資先なので、所在地は入居者が得やすい立地の方が有利です。宇都宮の様な地方都市よりも首都圏の通勤圏に入っている柏市の方がそういう意味で、借り手を得やすいと言うメリットが有ると思います。
　

まだ現場の建物が完成していないので、模型で全体像は把握します。
エントランスなども完成している都内のマンションの写真の他に、、模型も用意されているので、立体的にイメージを捉えることが出来ました。
　

リビングルームはキッチンが併設されています。
窓の外のエントランスがリビングの延長として作られているので、雨天でも外に出られることです。このため、実際よりもリビングルームは広く感じます。

キッチン

流し

キッチンは水回りが特別製で、一目見て他社との違いが分かりました。とても洒落ている上に使い勝手も良かったです。
電化はオプションで、通常はガスレンジがついています。デザインはごく平凡ですが、使い勝手は良いので、問題は無いでしょう。
　

浴室は１８０×２００とマンションとしては大きいスペースを取っています。
浴室が大きいと風呂に入っている時に贅沢感が味わえます。これは以外に気づかない人が多いようですが、浴室が大きいと言うことは重要なポイントです。
浴槽も相応に大きく、身長１７３センチのわたしが入って膝を曲げずに足を伸ばせる大きさがありました。まずまず、合格点でしょう。
ただ、浴槽に取っ手が無いので、お年寄りや体の不自由な方には使い勝手が悪いので、この点はオプションで対応して貰うと良いです。
　

クローゼットを始め収納スペースは豊富にあります。間取から言うと贅沢なくらいに取ってあるので、タンスなどは不要ですから、室内はテレビなどの家電製品やテーブル、ソファーなどを置くだけでしょう。
わたしの様にテレビすら見ない人は見たままのスペースを使えると思います。もっとも家具を買うのが好きという方もいるので、そうした方には向かないと思います。
　

玄関から入り、リビングに至る廊下は短く、狭苦しさを感じさせない設計の工夫がされています。
わたしがマンションに抵抗を感じていたことの一つがウナギの寝床のような狭苦しさでしたが、このマンションには廊下が巧みに処理されていたので、その狭苦しさを感じることはありませんでした。
リビングルームには和室が併設されていますが、ここも床にレールがない独特の造りとなっていて開放感をより強調しています。この和室には琉球畳が使われていました。
　

寝室は６畳にやや欠けますが、出窓があることなどから狭さを感じさせません。寝室と割り切れば十分な広さでしょう。ただし、他の用途に使うとなると狭さは気になってくると思います。
　

投資物件として考える

部屋によって若干の価格のバラツキがあるので、価格を４０００万円とします。
金利の計算が複雑なので、これを割愛して、支払いを現金と仮定します。実際、投資としてマンションを購入する場合、ほとんどは現金での支払いとなります。

このマンションの設計段階で賃貸物件としての賃貸料を査定して貰った一覧表があったので見せた頂きましたが、４０００万円の物件の相場は約１５万円でした。
１５万円×１２ヶ月＝１８０万円／年が収入となります。
維持・管理費・修繕積立金が月に２．３万円かかりますので
２．３万×１２ヶ月＝２７．６万円／年が支出となります。

実収入
１５２．４万円／年となります。
２０年で見た場合、３０４８万円が実収入です。

購入価格の４０００万円に届きませんが、マンションの耐用年数は６０年なので、２０年後ではまだまだ資産価値が残っていますので、この時点で売却をすることが可能です。
実際、マンションに投資する場合には売却を視野に入れて置くべきでしょう。マンションの相場が上がった時を見計らって売却をして、相場が下落した時に新築のマンションを購入するというのが良いのではと思います。

マンションの投資は売却を念頭に置くため、利回りは売却時の価格によって大きく変わるので出しにくいですが、今回見せて頂いたK-PLACEのマンションはデザイン性と機能性で優れている上に、駐車場が１戸につき１台用意されている、１戸建ての住宅街の外縁に立地している、などの理由から、家賃の設定さえ誤らなければ借り手は容易に見つかるので、空室を心配する必要は少ないと思われます。

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