知人からローカロ生活を数食分頂きました。元々がローカロリーな食事を摂っているのであらたまってローカロ生活で食生活を変える必要はなかったので、わたしならではの使い方を模索していて、ついに見つけました。
登山など１ｇでも軽量化したいレジャーの携帯食料に最適ではないかと言うことです。
ローカロ生活で野営食を作ってみた
１０月上旬、ローカロ生活を持って北東北に１週間の旅の出かけました。食事を含めた装備を背負って連泊する縦走登山ではありませんが、毎日自炊をする旅です。ローカロ生活はパッケージがとても小さく軽いので持ち運びが楽でした。
旅行中は、わたしは朝食、昼食を摂らないので、必然的に食事は夕食の１食だけとなります。
毎晩、この様な姿で自炊をしていました。
第１日目。
早池峰山に登った後の食事です。早池峰山は往復で６時間ぐらいしかかからない山なので、明るい内に食事の準備が出来ました。味はあおさとアサリのリゾットです。アサリの味がとても濃く出ていて美味しかったです。体を動かした後なので塩分の補充にもぴったりでした。
２日目。
十和田湖を横断した後での夕食です。十和田湖の湖上で日が暮れてしまい、夕食は夜に作りました。ローカロ生活の発芽玄米のブイヤベースと野菜サラダが夕食です。
３日目。
八甲田山を谷地温泉から酸ヶ湯温泉にかけて縦走した後で作りました。やはり夜となってしまいました。ローカロ生活はホタテと鶏の黒胡麻スープリゾットです。ホタテの出汁が出ていて良い味でした。
４日目。
小川原湖を半周した後で、夕食を作りました。ローカロ生活はあおさとアサリのリゾットです。カヤックは登山と比べると体力を使わないので、あまり疲れた気がしませんでした。
５日目。
津軽富士（岩木山）を縦走しました。
ローカロ生活はこんにゃくライス入り「かに玉ぞうすい」です。いつも通りに野菜サラダが付いています。ズワイガニの風味がとても良かったです。
６日目。
岩木川下りの後、十三湖を半周しました。
ローカロ生活はこんにゃくライス入り「えびのコンソメリゾット風」です。えびの風味はやや薄く感じました。体を動かした後だからかもしれませんが、濃い味付けの方が美味しく感じました。
最終日。
南八甲田山を往復した後で、そのまま自宅に帰りました。深夜に着いたので、近くの河原で車中泊をとり、そのときに作りました。３０時間以上、なにも食べていませんでした。
ローカロ生活はこんにゃくライス入り「ほたてと玉子のぞうすい（ゆずの香り）」です。ホタテの出汁が美味しかったです。ローカロ生活は貝類の出汁が一番良く出ているように感じます。
所感
ローカロ生活は軽量コンパクトで持ち運びが楽です。水さえ有れば調理が出来てしまうので、登山など調理をすること自体が環境破壊につながるシーンではより有益な製品ではないかと思います。
わたしは特異な体質らしく、少量の食事でも体力を維持出来ます。
一般の方が上記のわたしが摂ったような食事を１日１食だけで済ませることは不可能と思います。
それならなおさら軽量コンパクトなローカロ生活は役立つのではと思います。登山用の携帯食料は、特にフリーズドライのタイプはとても高価ですから、代替え品として十分に使えることが実証出来たと思います。
登山に使うので、ローカロリーではなくハイカロリーの食事が欲しいところですが、カロリーは黒糖やキャラメル、チョコレートなどの軽量で高カロリーの副食物を用意すれば足りるのではと思います。
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