12/13 2008に開催されたエスプリライン主催のクリスマスパーティーに参加してきました。
参加するまでは相手の英語が理解出来るだろうか、自分が英語でしゃべれるだろうかと戦々恐々でしたが、参加して15分もするとパーティーの雰囲気にすっかり慣れてしまい、気が付いてみれば英語だけで英語がネイティブなスタッフの方とも、わたしと同じ英会話を勉強している日本の方とも英語オンリーで会話をしていました。
相手の英語の話しが理解出来たのはスピードラーニングのおかげ、貧弱ながらも英語を話せたのはハリウッド映画のおかげだと思います。
以下、当日の思い出として備忘録を書き留めます。
エスプリライン クリスマスパーティー
参加の理由
クリスマスパーティーにはエスプリラインのスピードラーニングで英語を勉強している縁で参加したのですが、英語のパーティーということで恐る恐る申し込んだというのが実情です。
参加の理由は言うまでもありません、日常生活の中ではネイティブな英語で会話をする機会はほとんどありません。生きた英会話をしたくて申し込みました。
一番ドキドキしていたのは、電車に乗って大宮駅で川越線に乗り換え、川越に向かうあたりでした。
川越駅を降りて、会場の東武ホテルまで歩いてゆく間に、どきどき感は収まり、よく言えば腹が据わりました。
パーティーの始まり
ところがエスプリラインのクリスマスパーティーの会場受付でいきなり英語で話しかけられてびっくり。その後も席につくまで英語づくしです。また、緊張してきました。
しかも、横に座られた女性がネイティブアメリカンの様に英語を話します。これはえらいところへきてしまったと後悔する気持ちが頭の中に起こりました。
パーティは円卓が多数用意されていて、円卓ごとのグループに分かれて、話す形式で行われました。
最初はスタッフの方とネイティブに英語を話す方が中心になって話をしてして、わたしの様に英会話が得意でない人はそれを聞いているだけでした。
時間が経つに従い、わたし以外にも英会話がたどたどしい方がいることがわかってきてほっとしてきました。雰囲気に慣れてきた頃合いを見計らって、簡単な自己紹介から始まりました。ぎこちない英語の発音の方や、途中で日本語が混じる方がいて安心してきました。わたしの話す番になるとわたしもずいぶんと落ち着きを取り戻してきました。
当日のわたしは?
わたしはカメラをいつも複数ぶら下げていますので目立ちます。
そのおかげで皆さんとすぐに打ち解けられます。カメラをきっかけにテーブルの皆さんと会話に入ることができました。こうしたパーティーでは、相手が興味を持って話しかけてくれる趣向を自分から用意しておくとよいと思います。
これまで英語の映画のせりふが聞き取れないなど、「自分の英語の聞き取りの能力が上がっていないのではないか?」何度も疑問を感じてきましたが、この日は一緒に参加した知人との会話を除くと、最後まで英語だけでコミュニケーションを図ることができました。スタッフも参加者の皆さんもたどたどしくてもこちらが話せば耳を傾けてくれて、聞き取ろうと努力をしてくれます。わたしのほうも言葉を変えたり体で訴えたりして何とか自分の言いたいことの意味が通じるように努力をしました。お互いが理解し合おうとすれば、意思の疎通が出来ると言うことが分かりました。
「yse」と「no」だけで会話はさすがに成り立ちませんが、本当に少ないボキャブラリだけでもなんとか意味が通じるものです。ネイティブに英語が話せるスタッフの人とも、わたしと同様にたどたどしい英会話しかできない人とも、すべて英語だけで話をしました。自分で驚いています。
これなら、わたしが英語の勉強を始めたきっかけのニュージーランドへの自転車旅行も可能なのではないかと、語学の不安がなくなりました。
主催者の楽しい心配り
クリスマスパーティーの開始時間が12:00。
14:00を過ぎ、英会話だけで2時間近く話していると疲れてきました。
ちょうど、となりの人に「I'm very very heard」といって「me too」といったやり取りをしていたら、トナカイとサンタクロースが入ってきて、参加者を誘っては記念写真を撮っていました。これには会場は大爆笑です。
トナカイとサンタクロースの騒ぎのあと、美しいバイオリンの音色が聞こえてきました。
参加者の中のバイオリニストの方が曲を奏でながら、歩きながら演壇に上がりました。数曲、うっとりとしながら聞き入ってしまいました。会話で疲れた参加者への配慮を、エスプリラインに感じました。数十分間、バイオリンの音色に聞き入っていました。ライブでバイオリンの音色を聴くのは本当に久しぶりです。テレビやラジオ、あるいはレコードやCDなどとはまったく音が違っています。美しいものはそれだけで神に近いという言葉がありますが、これほど美しい音を聞いたことはありません。演奏を終えたあと、個人的にこの方と話す機会が得られました。
参加者を退屈させず、英会話を楽しんでもらい、しかも疲れさせない主催者の心配りは行き届いていました。
英会話は必ず身に付くことを実感した1日でした
バイオリンの演奏の後、また数十分間、参加者同士の会話の時間があったあと、みんなでクリスマスソングを歌ってからパーティーは終了となりました。
会場を出るときに、任意ですが、クリスマスパーティーの感想を述べるインタビューを依頼されたので、喜んで引き受けました。
インタービューでも答えましたが、当初、わたしの英語力だけで会話が成り立つとは思っていませんでした。それがちゃんと会話が成り立ちました。
語彙が少ないので思うとおりに会話が進まないときもありましたが、そのときには何度も言葉を変えたり手まねをしたりしてこちらの意図を伝えました。たとえばわたしの夢のひとつに北米大陸の縦断があります。
アラスカからカナダ、アメリカを経てメキシコへ至る壮大な自転車の旅行です。これを伝えるのに自転車を「bike」という単語を使って伝えたのですが、手でこぐまねをしたり、北米大陸の地図を書いたりして、自転車で縦断したいというわたしの意図を伝えられました。
また相手のいっている言葉がまったくわからないときもありましたが、何度も「what?」と聞きなおして、相手の話しの内容を聞き取ってから答えました。わからないままにあいまいな会話をしても意味はありません。わかるまで問いかけても相手は決して嫌がりはしません。このことも自分の中の新しい自分を見つけたようで、感動しました。
何事も習うより慣れろですが、まずはスピードラーニングで習ってから慣れたほうが、自信がつくようです。
英語の学習をせずに、いきなり今日のクリスマスパーティーに放り込まれたら頭が真っ白になってしまっているでしょう。スピードラーニングを行っているおかげで、相手の会話が曲がりなりにも聞き取れたのだろうと思います。聞き取れればわずかとはいっても英語の語彙を覚えていますので自然と言葉が口から発せられました。
ゴルファーの石川遼選手がスピードラーニングで英語を勉強していることは有名だそうですが、彼のインタビューを聞く機会があり、そのなかで「国内ツアーでも海外からの選手から話しかけられるときがあり、スピードラーニングで英語を学ぶようになってから、相手の言葉がわかるようになった」という意味の話をしていましたが、わたし自身、この日のクリスマスパーティーでそれを実感しました。
仲良くなったスタッフや参加者と、来年も会いましょうと英語で話して、会場を後にしました。
わずか3時間あまりでしたが、こんなに楽しい1日はめったにないでしょう。
わたしのスピードラーニングの記事
エスプリライン スピードラーニング 英語