モニターとして借りていたエプソン P-7000が気に入ったので購入したかったのですが、高価な品でしたのでなかなか予算の都合が着かず、年末になってようやく購入出来ました。
以下、なぜ、7万円前後もするフォトストレージビューワがアマチュアカメラマンでもないわたしに必要だったかの経緯です。
わたしにとってのフォトストレージビューワ P-7000の必要性
フォトビューワ機能
P-7000の系譜は、当初はフォトストレージ、つまり写真を撮り溜めておくツールでした。ポータブルハードディスクの写真専用版と思えばイメージが近いと思います。
ところがP-7000はフォトストレージの機能にくわえてフォトビューワの機能が大幅に強化されました。このフォトビューワの機能がわたしには魅力的でした。
一番の魅力は、写真を撮影したその場でピントや色の確認が出来ることです。P-7000の起動時間は7秒ですので、手間はかかりません。P-7000を起動してから、カメラからCFカードやSDカードを抜き取り差し込むまでに、P-7000の起動が完了しますので、待たずに撮影をした写真の確認ができるのです。
カメラのホワイトバランスやISOなどの設定が合っているか確認が出来れば、後はその設定を元に状況に応じて微調整をするだけで撮影を続けられます。わたしの様な素人だからこそ、最初に確認をしておかないと、撮影を終えてパソコンに取り込んでから後悔しないように、フォトビューワが必要なのです。
フォトストレージ機能
もちろん、フォトストレージ機能も重要です。
わたしが旅に出かける時は、旅程が2週間から時には1ヶ月を越えることもあるので、撮り溜めた写真の保管がいつも問題となってきました。
デジタルカメラを買うと、カメラより大きな金額で多数の記録メディアを買っていました。
それでも1ヶ月前後の旅の時では容量が足りなくなるので、画質を落として撮り溜めていました。
しかし後で利用とした時に、画質を落としたために使い物にならないこともしばしばありました。
今年10月の北東北旅行の時にはP-7000を持参しましたが、そのおかげで1Gpxのデジイチの写真を最高画質で撮り溜めておくことが出来ました。わたしは登山では最低でも、1日に400枚は撮影をするので、4GBのCFカードでも2日で一杯となってしまいます。1週間という短い旅でも4GBのCFカードが最低4枚は必要となります。CFカードが安くなってきたとはいえ4GBを4枚となると、痛い出費です。特にわたしは高速タイプのCFカードを使いますので、より高価となります。
CFカードを多数買うよりも、フォトストレージとしても、フォトビューワとしても使えるP-7000はわたしにとってはむしろ割安な製品でした。