生まれて初めてフグを食べました。もともと美食趣味はなく、お腹が満たされれば良いという質なのでフグのような高級料理には円がなかったのですが、家族が食べたいと言うことで食べに行くことにしました。
食べたのは自宅のそばにあるフグ料理もだす居酒屋風の料亭です。
最初に出てきたのがふぐ刺しです。
味はほんのりと甘みがあります。歯ごたえがやや固く、こりこりとしています。
わたしの好みから言うと、甘みが薄すぎて、歯ごたえがありすぎます。
北海道でとれたてのカレイを買ってきて、自分で5枚に降ろして食べた刺身の方が数段美味しいように感じました。
薬味が付いていますが、これほど薄い味に薬味は不要なので使いませんでした。
正油も酢醤油でした。」生醤油の方が味がさっぱりとしていて合うと思います。
ふぐ刺しかこうして食べる、という食べ方ができあがってしまい、ふぐ本来の味を味わう食べ方がおろそかになっているように感じます。
てっちり。
ふぐの中落ちを鍋にしたものですが、味と香りの濃いネギが入っていたので、ふぐの味が分かりませんでした。
どうも、食べ方の決まっている料理というのは苦手なようです。
ふぐ雑炊
てっちりを食べ終えた残り汁にご飯を混ぜて雑炊とするのですが、卵を混ぜたので、卵の味しかしませんでした。
味気が薄いので、酢醤油しかテーブルにないのでこれでは味を濁してしまうと思い、塩を頼んで振りかけたところ、ようやくふぐの味がしました。