東京オートで車検

案内のはがき

普段から日時の感覚のない生活を送っているおかげで、プリメーラワゴンの車検の期日などすっかり忘れていました。
思い出させてくれたのが東京オートからの数通のはがきと１通の手紙です。

こうした手紙を送ってくれる販売店やセールスマンをわたしは信頼しています。これは好みによると思います。人によってはうっとうしいとか、商売にえげつないと感じるかもしれません。
わたしは、車を購入したわたしのことを売りきりの客としてではなく、忘れずに大事にしてくれていると解釈します。
　

車に乗り始めてから２０年を越えましたが、車検の見積もりを受けたのは初めてです。今までは車検に車を出して、車検の終了後にこれだけかかりましたという請求書を受け取り、請求書に書かれた金額を支払っていました。

見積書

見積書は拡大出来ます。ご覧頂ければ分かると思いますが、代金の半分以上は自賠責保険と重量税、印紙代にかかっています。高額な車検代金と思えても、実はユーザー車検にしても格安車検にしても固定された金額というものがあります。
　

東京オートではタイヤを外したりして、見積もりのために車の不調箇所を調べた上で、交換するべき部品、補修するべき箇所を調べて見積もりを出してくれます。見積もりの内容は、整備士が実際に車をジャッキで上げて、車の下から「マフラーのジョイントから排気ガスが漏れているのでパテで補修したいと思いますがいかがしますか？」と一つ一つ説明をした上で、確認をしてくれます。

小さな整備工場ですとどんぶり勘定的な整備工場が多いですが、ここまで細かく事前に見積もりをしてくれるとは思いませんでした。
わたし自身、バイクはエンジンを除けばほぼ全て自分で整備を行っていますから、細かな点まで理解出来ます。理解して整備内容と金額に納得した上で車検に出すのと、車検が終えて結果的に代金を支払うのとでは、雲泥の差があります。

今回、自分でもできるロングライフクーラントとエンジンオイルの交換も割高になりますが、一緒にお願いすることにしました。わたし自身が行えば３０００円余りで済むのですが、東京オートに頼むと約５６００円かかります。倍以上の価格ですがそれだけの価値があると判断しました。

面白いと思った項目に下回りの洗浄と防錆塗料の塗布があります。以前にオフロードのレースに参戦していた頃にしたことはありますが、普通の乗用車に乗るようになってからはご無沙汰していました。わたし自身の車の用途は主に登山やカヤック、スノーシューイングに出かける足にありますので、未舗装路をよく走ります。防錆塗料を塗布してもらえれば、車の下回りの寿命が延びます。

東京オートで車を購入をしたユーザーの特典として「車検特別会員割引」があります。基本作業料金の１７８５０円が割り引かれます。そのおかげで１０万円台で車検代金が納まりました。ユーザー車検をされている方にとっては高額に感じると思いますが、一つ一つの整備項目を聞けば、支払う価値のある価格であると思います。