このレビューは家電・PC・携帯・ゲームレビュー・クチコミサイト「みんぽす」から商品を無償でお借りして掲載しています。(詳細は末尾で)
サンヨーのホームネットワークビュワー ALBO HMV-M70を試す機会がありましたので、そのレビューです。
店頭価格で3万円強の製品ですが、多機能な上に操作性に優れているので、機能をほぼ全て使いこなせる優れたフォトフレームです。また、単なるフォトフレームと違って無線LANに接続出来るので、ホームネットワークやSOHOネットワークにつなげることで、操作性が更に向上します。
以下、実際に使用したレビューです。
SANYO ALBO ホームネットワークビュワー
無線LANでホームネットワークに接続をする
無線LANの機能を使ってわたしのオフィスのホームネットワークに接続を試みました。
わたしの無線LANはAOSSに対応しているので、まずはAOSSで設定をしてみました。AOSSを使用するとALBOでの設定は驚くほど簡単に出来ましたが、問題も出てきました。AOSSの無線LANのセキュリティレベルを事前に緩く再設定しておかないと、ミニノートの無線LANが使えなくなることです。
今回まで知らなかったのですが、ミニノートが内蔵している無線LANの暗号化はTKIPまでで、より強固なAESには対応していないことが分かりました。エプソンNa01 Miniとヒューレットパッカード HP 2133の2機種で試しましたがいずれもアクセス不能でした。
ちなみにメインで使用しているモバイルノートはAESに対応していますので、これまではAESで暗号化をしていました。
この様なわけで、AOSSでの無線LANを取り消して、手動で無線LANを確立しました。AOSSが使えないとなると、無線LANを手動で設定するのは慣れていない方にはちょっとハードルが高いかもしれません。
携帯電話から画像を読み込む
携帯電話から画像を読み込むことが出来ます。ただ、画像の容量が大きいと転送に時間がかかるので、あまり大きなサイズで撮影をした画像をまとめて転送しない方が良いでしょう。わたしは1600px×1200pxの写真を5枚転送しましたが、30分以上かかりました。
ALBOの良い点は、携帯電話から画像を読み込む設定を一度すると、次ぎに画像を読み込む際に再設定をしなくても済むことです。このため、連続して読み込ませる場合には携帯電話から送信する画像を選択するだけで済みます。
欠点はALBOの赤外線の受信部分が一番上についているので、テーブルの上にALBOを置いて、その前に携帯電話を置いて送信することが出来ないことです。携帯電話をALBOの高さまで上げてあげなければなりません。わたしは面倒なので、テーブルタップの上に携帯電話を置いて高さを調整して、ALBOに受信させました。
写真を再生する
ALBOは取り込んだ写真を再生出来るほか、USBメモリーからの画像だけを再生させたり、SDカードからの画像だけを再生させたり、全てのメディアの画像を再生させたりと、再生させるメディアを選択することが出来ます。これは良い機能で、USBメモリーにパソコンから画像をダウンロードしてそれだけを再生させたい場合などに重宝します。
画像の再生は自動で行われます。SDカードやUSBメモリーを差し込むだけで、後はALBOが再生を開始します。手間いらずです。
SDカードは背面のカバーの中に収まるので、邪魔になりません。
USBメモリーは大きいので、カバーを閉じることは出来ません。その代わり汎用性は高いので、利用頻度は一番かもしれません。
北海道の湖の写真の再生
北海道の湖をカヤックで渡った時の写真をUSBメモリーにダウンロードして再生させてみました。
以下、再生される写真の説明です。写真の切り替え方法はノーマルです。15秒間隔で写真が切り替わります。
- サロマ湖でゴマフアザラシに取り囲まれた時の写真です。
- 紋別郡の渚滑川の秋の錦仙峡を下っている時の写真です。
- 然別湖の景観です。
- 屈斜路湖の中島に漕ぎ渡り、遠く和琴半島を見た写真です。
- 釧路川源流の写真です。釧路川の源流を下るツアーは有名ですが、ここまで奥に入るツアーはありません。単独でカヤックを漕げるパドラーだけが体験することを許された世界です。
- 紋別のコムケ湖の写真です。
- 釧路のシラルトロ湖のコウホネの花の写真です。
- 釧路川の下流の写真です。
- 釧路の塘路湖の湖畔のオジロワシの写真です。
- 浜頓別のクッチャロ湖の写真です。
- 紋別のコムケ湖の写真です。
北海道の山頂付近からの眺望です
写真の切り替わり方が上記とは変わっています。
- トムラウシ山から旭岳を望みます。
- 十勝岳を稜線から望みます。
- 表大雪の最南端の化雲岳の山頂の大岩です。
- 石狩連峰の音更山から表大雪を見たところです。
- 北海道、第二の高峰、大雪山の北鎮岳から御鉢平を望みます。
- 北大雪の武利岳の頂の写真です。
- 北大雪の平山から大雪山を見た写真です。
- 表大雪の忠別岳の写真です。
- 東大雪のニペソツ山の写真です。
- 9月下旬、まだ残雪の残る白雲岳の写真です。
- 9月中旬、紅葉が最盛期を迎えている表大雪の黒岳の9合目の写真です。
北海道の阿寒岳からの眺望です
写真の切り替わり方「フスマ」を変えて雌阿寒岳の写真を表示してみました。
ゴールデンハムスターの写真
ゴールデンハムスターの写真をホワイトアウトで切り替えてみました。
写真の切り替え方
複数の写真の切り替えたが用意されているので、自分の好みに合った切り替え方を選ぶことが出来ます。また、写真の雰囲気に合った切り替え方も選べます。
山や湖などは「フスマ」や「ホワイトアウト」は向きませんが、こうした切り替え方が向く写真もあると思います。
使い方の提案
写真の切り替え頻度を変える
ALBOの写真の切り替えは最短で15秒から最長で1日まで小刻みに選べます。
例えば、わたしの様に登山が好きならば、毎日一枚ずつ、自分が登頂した山の写真を切り替えるという楽しみも出来ます。日本百名山を登れば、100日間で一周するので、飽きが来ません。
専用の記録メディアを用意して使い分ける
USBメモリーとSDカード、内蔵メモリーと表示する記録メディアを指定出来るので、山や湖だけを読み込んだSDカード、家族旅行を読み込んだSDカード、子供の運動会などだけを読み込んだSDカードをそれぞれ用意して、季節やその場の雰囲気で差し替えて楽しむという事も出来ます。もちろんSDカードではなくUSBメモリーでもかまいません。
携帯電話やデジタルカメラを買うと小容量のSDカードが付属して使い道に困りますが、そんな小容量のSDカードがALBOでは使えます。捨てないで取っておいた方はこの機会に使ってみてはいかがでしょう?
このレビューはWillVii株式会社運営の国内最大級家電・PC・携帯・ゲームレビュー・クチコミサイト「みんぽす」から、「モノフェローズ」として...
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- ブロガーへの報酬、指示は一切ないので、完全に中立なレビューです!
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