夜なので高感度のカメラを用意するか、沢山の蛍光灯をつけてあかるくするかしないと被写体を撮すことが出来ません。
我が家のゴールデンハムスターの「ハム」はデジタル一眼レフカメラ(以下デジイチ)が苦手らしく、取り出すと箱の中や部屋の隅に隠れてしまいます。たぶん大きさと、シャッター音が怖いのだと思います。K-xはこれまでで一番小さなデジイチでしたので試しに撮影をしてみると、全然おびえません。やはりコンパクトなので気にならない様子です。
写真は、モードはAV、ホワイトバランスはAWB、露光補正は+-0で撮影をしました。
※:写真をクリックすると拡大します。
左手の上で遊んでいるハムスターを右手で撮影してみました。
蛍光灯だけの明かり、しかも片手での撮影にもかかわらず、ハムスターの毛がはっきりと分かるほど良く写っています。
ISO3200、シャッタースピード1/50、F5.00、焦点距離18.00mm
左手の上でちょこまかと動くハムスターなのですが、シャッタースピードが遅いのにしっかりと撮れています。
ISO1600、シャッタースピード1/50、F5.00、焦点距離18.00mm
ハムスターが餌の瓶に頭を突っ込んでひまわりの種などを物色している後ろ姿です。
被写体は静止しているので、両手で撮影出来ました。
ISO3200、シャッタースピード1/60、F5.00、焦点距離26.20mm
これ以外にも数十枚撮影をしましたが、ノイズがひどい作品が多く、拡大しては使い物にならない写真ばかりでした。ただ、ブログなどに縮小をして使う分には十分に使用に耐える品質の写真は多く撮れました。(以下の写真は420pxです。この程度の画質ならブログでなら使えると思います。)
感想
ISO6400の高感度といえども、さすがに天上の蛍光灯の明かりだけで、動き回るハムスターを綺麗に毛並みまで撮せるとは思っていなかっただけに、数枚とはいえ、しっかりとした写真が撮れたことは驚きでした。
スナップショット的に手軽に撮影してもこれだけの品質の写真が撮れるのですから、しっかりと撮影の現場を作ってから撮れば、素晴らしい小動物の写真が撮れると思います。
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