ミニベロと分類される直径20インチ以下のタイヤを履いている自転車のタイヤの寿命は驚くほど短いです。
小さな円周で距離を走るので、26インチのマウンテンバイクのタイヤよりも寿命が短いのは当たり前なのですが、わたしが距離を乗るので、昨年購入したミニベロのKHS Westwood F20のリアタイアの交換の2回目を行いました。
自転車のタイヤ交換
Westwoodのタイヤはクイックレバーで外すことが出来ます。ミニベロ、特にフォールディングバイク(折りたたみ自転車)では珍しいのですが、タイヤ交換には威力を発揮します。通常のボルトとナットで締められているとスパナを用意しなければなりませんがその必要はありません。
ギアを一番小さなギアに入れると、外したり取り付けたりする時に楽です。
タイヤ交換の手順
ブレーキワイヤーの留め金を外します。
ハンドルに付いているネジを弛めることで、ワイヤーが伸びて外すことが出来ます。
それでも外れない時には、ブレーキワイヤーを止めているナットを弛めます。
空気を抜きます。
Westwoodのチューブは米式バルブですので、車やオートバイと同じムシ回しが必要です。
写真のムシ回しはオートバイ用品店で購入したものです。
ビードを外します。
タイヤレバーはバルブを挟んで左右に差し込んで外してください。
3本有れば、もう1本でタイヤを更に外します。
タイヤは出来るだけ手で外してください。
タイヤレバーを使うと、チューブを傷つける可能性が有ります。
特に金属製のタイヤレバーを使う際には注意してください。
摩耗したタイヤと新品のタイヤの比較。
半年で丸坊主になりました。
タイヤは手で入れてください。
タイヤレバーはほとんどの場合、必要は有りません。
わたしはタイヤを入れる際には使ったことは有りません。
バルブの反対側からタイヤを入れ始め、最後にバルブの所を入れます。
この箇所だけ、やや固いのでレバーが慣れない方はレバーを使う必要が有ると思います。
タイヤを入れたら、空気を入れて、チューブに傷が付いていないかを確認します。
自転車に組み込んでから空気を入れてチューブに傷が付いていると、再び外さなければならないので面倒です。
クイックレバーを開いた状態で軽く回します。廻らなくなったら、少し強い力で1回転回します。
クイックレバーを1回転させると丁度良いしまり具合になります。
レバーを閉じます。
試し乗りをして異音がしないか、タイヤがふらつかないかを確認します。