どの登山ショップやアウトドアショップへ行っても単三電池3本か特殊な電池しか使えないヘッドライトばかりでしたので、やむなく単三電池1本で点灯する懐中電灯をバンダナで頭に巻いてヘッドライトとして使っていたのですが、ヨシキでようやく理想的なヘッドライトを見つけました。
点灯に必要な単三電池は1本だけ。3本の電池が必要なヘッドライトだと予備の電池も3本必要となるので重く邪魔なのですが、このヘッドライトなら予備電池は1本単位で必要な時間分だけ持って行けばすみます。
HB 105 REBEL w/3の実力
明るさに驚かされました
単三電池1本なので、どの程度明るいか店頭で試したところ、その明るさに驚きました。
それで即購入をしたのですが、実際に夜の登山道歩きに使ったところ、その明るさは驚異的でした。
このヘッドライトを使って歩いた山は皇海山、蓼科山、大峰山脈八経ヶ岳の下山の時など数回有ります。
特に八経ヶ岳では弥山の山頂から登山口まで数時間日没の中、濃い霧と吹雪の中を歩きましたが、このヘッドライトの明るさのおかげで道に迷うこともなく無事に下山出来ました。
蓼科山を縦走してようやく登山口にたどり着いた時の写真です。フラッシュを使用していますが、それでも中央にヘッドライトのピンポイントの明るい点が見えます。明るさが分かると思います。
光の到達する距離は約10mほど。もっと先まで光は届いていますが、10mを越えると識別が困難となるので実用上は10m程度です。
光の照射角度は、ピンポイントに近い点に集光されていて、これが遠くまで光が届く役割を果たしています。
そのほかに外輪の様に45度くらいの角度で光が拡散してピンポイントの光と合わせて二重に照らしてくれます。このおかげで足下を照らす時には外輪の光で広い面積を照らせ、登山道を遠くまで見通す時にはピンポイントの光で照らします。
皇海山を下山した時の写真です。
カメラのISO感度を6400にまであげて撮影をしたところ、フラッシュが点灯せずに、ヘッドライトの明かりだけで撮せてしまいました。
被写体が白の車と言うことで光を反射して明るく見えると言うことも有りますが、ヘッドライトの明るさが無ければここまで明るくは写りません。
光で均等に照らす
ユニークなのはフィルターを付けるとピンポイントだった光が均等に照らすことです。
夜間、テントなどで本や地図を読んだりメモを書いたりする時には、ピンポイントの光では見づらいのですが、このフィルターの均等の光のおかげで明るい中で文字を読んだり書いたり出来ます。
2種類のLEDライト
高輝度LEDは明るいですが電池を消費します。
予備の電池を大量に持てない登山の場合、高輝度LEDは夜歩きなどに限定して使い、テントの中では省電力の小さなLEDを使うことで消費電力を抑えることが出来ます。小さなLEDは3つ付いていて、1灯点灯と3灯点灯をボタンを押すだけで切り替えられます。
電池の寿命
高輝度LEDライトだけを使用していると、ニッカド水素充電式の乾電池の寿命は2時間強です。
単三電池1本ですので、この使用時間はやむを得ないでしょう。長時間の使用があらかじめ分かっている場合には数本の単三電池の持参をお薦めします。
電池が空になるのは2時間強と短いので、最低でも1本は予備を持参してください。
頭に取り付けるゴムバンド
3本のゴムバンドを使用したヘッドライトはなれない人にとっては使いづらいですが、このHB 105 REBEL w/3は1本のゴムバンドだけで装着が出来るので取り扱いがとても楽です。
簡易防水
ヘッドライト本体は雨の中での使用に耐えられる防水構造を持っています。
ちょっとした欠点は、電池を入れる所のゴムパッキンが固定式ではないので、無くす可能性が有ることです。
電池は使用している夜間に切れるものですから、このゴムパッキンを無くしやすいです。
持参する乾電池の統一
わたしは持ち歩く乾電池を単三電池に統一しています。
以前はアルカリ電池を使用していましたが、今はニッカド水素充電式の乾電池を利用しています。
これは、予備の電池の数を少なくすることが出来ると共に、最悪の場合、夜にヘッドライトの電池が切れた場合、予備電池も消費している時にはGPSの電池を流用するなども想定しています。
eneloopでも動作します
電圧が低く一部の電気機器では使えないeneloopを使うことが出来ます。
eneloopは一度充電をすると、自然放電しにくいので1、2年はフル充電に近い状態を保っていてくれるので重宝します。eneloopが使えるのはありがたいです。
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