プラティパスのハイドレーションシステムはしごく便利な登山のツールでわたしの愛用品ですが、先日の大寒波(11/2から11/3にかけて)の登山の時に、奈良県の大台ヶ原を歩いていたら、ホースの中の水が凍ってしまい水が飲めなくなってしまいました。
冬期登山をされる方には常識と思いますが、11月上旬の紀伊半島でまさか日中氷点下5℃の中を歩くことになるとは思っていませんでしたので、わたしもハイドレーションシステムが凍ることまでは想像もしていませんでした。
写真は大台ヶ原の日出ヶ岳から牛石ヶ原の間にある東屋で水を飲もうとして凍り付いた事に気が付いた時の様子です。
氷点下5℃で凍るハイドレーションシステム
水は水筒に半分くらい入れておけば、歩いているとちゃぷちゃぷ動くので氷点下でも凍らないと言われていますが、ハイドレーションシステムのホースは細く動かないので氷点下になるとすぐに凍るようです。
これは構造上やむを得ないことです。
そこまで気が付かなかったわたしがうかつでした。
ホースをひねってみると、中の水が凍っていることが分かりました。
本体の水筒の水は凍ってはいませんでしたので、水を飲もうと思えば飲めましたが、氷点下5℃の上に暴風雪の中の登山でしたので汗をかくほどでもなく、それほど喉が渇いてはいませんでしたので入山から下山までの約4時間、水は飲まずに歩き通しました。