わたしは下戸と言うよりも、体質的にアルコールを受け付けられないので、酒というものにはほとんど縁がありません。
宴会などに出席するときはソフトドリンクを飲んでいますが、酒席の空気に漂う気化した酒の成分で酔うほどです。
そんな下戸のわたしも、大学生の時期と社会人としてサラリーマンをしていた時期は、忘年会や歓送迎会などで酒を飲まざるを得ませんでした。
そんなわたしが美味しいと思った酒が日本酒では「越之寒梅」、「八海山」、そして「上善如水」です。
何年も日本酒は飲んでいませんでしたが、久しぶりに上善如水を買ってきて飲んでみました。箱に入っているところが、ちょっと高級感を感じさせてくれます。
箱から取り出してみると、懐かしい瓶が現れました。
ごてごてしいラベルが貼られていたり、瓶の色が濃い色つきの日本酒が多い中で、上善如水の瓶はすっきりとしたデザインなので好もしいです。
上善如水はいわゆる純米酒です。
酒のことはよく分かりませんが、漫画の「美味んぼ」の影響で、米以外の添加物が入っている日本酒の方が多いことを知りました。海外では添加物が入っている種類はリキュールに分類されるそうです。そんなこともあり、純米酒というのは特別な感じがします。
コップに注いで飲んでみました。
わたしの利き酒の量はこのくらいでも多いほどです。飲み終えた後、しばらく酔っていました。
飲んでみて以外だったのが味が以前の印象と違っていたことでした。
上善如水の味はおそらくほとんど変化はないはずなので、わたしの味覚が変わったのだろうと思います。
以前はほんのりと甘みがあり、フルーツの香りを感じた、すっきりとした飲みやすい日本酒だと感じていました。
今回飲んだ感想は、まず喉が焼け付く様な感じがしました。そして日本酒特有の生臭い味わいがします。その後で、以前に感じたほんのりとした甘みとフルーツの香りが口の中に広がりました。
しばらくアルコールを飲んでいなかったので、喉が驚いたのかもしれません。数時間後にもう一度飲んでみた時には喉の焼け付く様な感覚はなくなっていました。日本酒の生臭い味は残りますが、記憶の中のすっきりとした飲みやすい味が復活しました。
一升瓶で購入しましたので、3千円近い価格でしたが、記憶の中の味とは多少異なっていました。やすい日本酒なら2本以上買える金額だけに少し残念です。
もともと飲食物に対しては無頓着な方なので、あまり味には煩くはないのですが、体質的な問題もあってアルコール飲料はなかなか味があう種類のものがないようです。
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