北海道に合計4年ほど住んでいたことがありますが、そのときに道東、道北の博物館を見て回りました。もともと北海道に住む理由の一つにあったのがわたしにとって未知のオホーツク人について知りたいという欲求がありました。
残念ながらオホーツク人についてわたしを満足させてくれるほどの展示をしている博物館は無かったのですが、これまで知っているつもりだったアイヌ人の文化を詳しく知ることができました。
アイヌ人はマキリという小さな刀で驚くほど多様な木製の製品を作り上げます。
特に旭川博物館の木製の器の展示は興味深いものでした。
アイヌ人の木製の器を見て以降、わたしも木製の器を使うようになりました。もちろん椀などの漆器ではなく、白木の器です。