初めてのアイゼンによる冬山登山

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アミューズトラベルの登山ツアーに参加をしてきました。
今回のツアーはアイゼンの使い方が主のツアーです。
登る山は浅間黒斑山です。

日にちは1/17 2009、天候は晴れ、積雪は焼く1m。白い雪に覆われた浅間山を眼前にみることが出来ました。浅間山から吹き上がる噴煙はすさまじく、頂を覆い隠していました。
浅間黒斑山登山とアイゼン

アイゼンがあると登れる山の幅が広がると実感

アイゼンは登山専門店のヨシキで購入した10本歯のものです。アイゼンに履く靴に合わせた調整の仕方や、履き方などを教えてもらいました。登山の数日前に自分自身で登山靴にアイゼンを履く練習を行い、当日に迷わないようにしておきました。
6本歯のアイゼンではつま先と踵に歯がないので不安定ですので10本歯のアイゼンを選びました。
アイゼンを買うときにはアイゼンを履いて歩く登山靴を持参して行くと着くアイゼンと着かないアイゼンを区別出来るほか、サイズもお店で調整をしてくれます。
浅間黒斑山登山とアイゼン

この日のガイドは3名、先頭と最後尾に1人ずつ、中央に1人という配置でした。わたしは前回と同様にツアー参加者の最後尾を歩いてゆきます。後ろのガイドさんに歩き方を教えてもらいながら進みました。
浅間黒斑山登山とアイゼン

歩き方のこつ

アイゼンを履いて上り坂を歩く時は、つま先を突き刺すように繰り出してから徐々に足の裏全体を地面に着けます。こうすることでアイゼンの歯の全てが雪を噛んでくれます。
浅間黒斑山登山とアイゼン

下り坂を下りる時は、踵を突き刺すように体重を預けてから徐々に足の裏全体を地面に着けます。
浅間黒斑山登山とアイゼン

足のつま先の向きは真正面を向けます。つま先が開いて逆「ハ」の字にならないように気をつけます。足は常に「||」の向きにします。

最初はとまどい、アイゼンの歯が雪を噛んでくれないことが多くあり、坂で足を滑らせましたが歩くうちに慣れてきました。山頂に着くまでにほぼ歩き方を取得していました。下山では登りとは違う道を通りましたが、登りも下りもほとんど足を滑らせることはなく、アイゼンの歯がしっかりと雪を噛む歩き方が出来るようになっていました。

広がるクライミング・フィールド

アイゼンの歩き方は教えてもらえれば簡単に会得できました。昨年(2009)は登山の開始を雪解けの6月下旬からとしましたが、今年(2010)は残雪期の5月からでもアイゼンを使いこなせるおかげで登山へ行けそうです。
また、初夏の山でも残雪があるために引き返すと言うこともなくなりそうです。

昨年の冬はスノーシューイングを楽しんでいましたが、積雪量が少なくスノーシューズでは歩けない区間が数カ所ありました。といって表面は凍結しているのでスノーシューズを脱ぐわけにも行かず、歩きにくいままに進みました。アイゼンを持っていれば、そうした区間はアイゼンに履き替えて歩くことが出来ます。
また、近場の冬山への登山も出来そうです。高原山や那須岳などは冬期の登山者も多く歩きやすいと聞いています。

こう考えると、アイゼンの歩き方を取得すると登山の範囲が驚くほど広がりそうです。
浅間黒斑山登山とアイゼン

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このブログ記事について

このページは、mizunumaが2010年1月24日 11:46に書いたブログ記事です。

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