みんぽす経由からSIGMAのMACROレンズをモニターとして貸与を受けたのですが、期間中に病気になり快癒後は確定申告に追われて満足なレビューができませんでした。
なかでも致命的だったのが「フォーカスリミッター」の存在に気がつかなかったこと。初期設定ではLIMITに設定されたいたのでそのまま撮影をしたのですが、取扱説明書を読むとFULLで使用するのが原則と書かれていました。
説明書はコピーをとり製品を梱包してから読んだので製品で試すことはできませんでした。
このレビューは「みんぽす」から商品を無償でお借りして掲載しています。(詳細は末尾で)
SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DG
筑波山撮影レビュー
今回のマクロレンズには手振れ補正は付いていませんが、F2.8と明るいレンズでシャッタースピードを稼げたので、手持ち撮影での手振れは許容範囲でした。
70mmではわたしの使い方には中途半端と言うことがわかりました。できれば30mmから50mmがあっているように思います。今回は筑波山の登山の様子を撮影したのですが、70mmだとズームが効き過ぎて望遠レンズで撮影をしているような感じです。実際、わたしが通常使用しているレンズは15-85mmのレンズなので、70mmとテレ端(ズーム側)ではあまり変わりがありません。
レンズの描写力はすてきです。
ピントの合っている木の枝を挟んで、前後の木の枝がぼけている様子は見事に表現されています。人の目で見てもこれほどの絵には写りません。
ツバキの花はピントが合わずに失敗しました。
葉脈や花弁にピントを合わせて撮影をしたかったのですが、LIMITでは無理でした。このとき、FULLの使い方を知っていれば、思うとおりの絵が取れたと思います。
暗い樹林地帯の中にある黒い岩。
露光補正-2.00で撮影をしました。
ノイズが入っていますが、中央の岩が浮き上がって見え、背後の岩や樹木がぼけています。
偶然に撮れた一枚ですが、このレンズだから撮れた一枚です。
新鮮な写真なので、今後はこうした絵も撮りたいと思わせる一枚です。
気がついたこと
これがFULLとLIMITの切り替えスイッチ。
FULLで撮るのが標準ならば、初期設定でFULLにしておいて貰いたいところ。
FULLに設定をするとレンズのズームが飛び出します。
マクロレンズは接写して写すことが多いので、レンズの先端が移動するのは困りもの。
できれば内部で光学ズームの処理をして貰いたいところ。
このあたりは価格を廉価に抑えるためでしょうか。
最短焦点距離が0.257mと距離があるのもちょっと物足りないところ。
0.0mとは言わないまでも0.2mは切ってて貰いたいです。
レンズの直径。
わたしの常用レンズのキャノン 15-85mm USM 72mmと並べてみました。
レンズの直径がかなり小さいことがわかります。
このレビューはWillVii株式会社運営の家電・PC・携帯・ゲームレビューサイト「みんぽす」から、「モノフェローズ」として...「モノフェローズ」に興味のある方はこちら。
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移転について
この記事は別のブログに書いたものですが、そのブログを一時閉鎖することになりましたので、こちらのブログに移転することになりました。
わたし個人の所有のカメラ用品だけでなく、モニターとして貸与を受けた製品も含まれているので、削除するよりも移転して継続して掲載することにしました。
記事の入力された年月日は当時のままです。
2011/4/19