ソニー ナビユー(NAV-U35) 利根川サイクリングロード・ナビゲートレビュー

ソニーnav-uサイクリングレビュー

近隣には思川サイクリングリードや渡良瀬川サイクリングロードがあるので、このどちらかを走ってもよかったのですが、どちらの道も飽きるくらいに走っているので、今回は車に自転車を積んで利根川まで行き、利根川の堤防の上のサイクリングロードを走ることにしました。

nav-uの設定はカーナビモード、サイクリングナビモード、ウォーキングモードの３種類が用意されています。
自転車と車では通れる道がかなり違ってきますので、サイクリングモードでどのような道が案内されるか興味のあるところです。
実際に道の駅「おおとね」からスタートをして、利根川にかかる国道１２２の橋をゴールに設定しました。結果、おもしろいルーティングが表示されました。

まず、最初に案内されたルートは自動車でも走れる街中の道でした。
車と一緒に走ってもおもしろくないので利根川の堤防の上の道を走り始めると、ルーティングを再検索して新しいルートを表示しました。こんどは断片的ながら堤防上のサイクリングロードがルートに含まれています。
それでも情報の不足からか、サイクリングロードがあるのに迂回路を案内したりするシーンが多く見られました。

堤防の上のサイクリングロードをきっちりと表示しているところ。
サイクリストのアイコンが黒でクエスチョンマークとなっているのは、東北道の下にいて電波が受信できないからです。

綺麗に舗装されたサイクリングロードがルート上に案内されないかと思うと、写真のような未舗装路がルートとして案内されたりします。
堤防の上のサイクリングロードでnav-uを利用する際には、ロードバイクはちょっと注意が必要でしょう。

気になった点

逆光では見やすいですが、順光で背に光を受けて走るときは、自分の体で陰を作って見ないとnav-uの画面は見られません。これはアウトドアで液晶モニターを見る場合の共通の欠点ですが、ナビの場合はちょっと使いにくいと感じるシーンがありました。

レビューでも触れていますが、自転車ならではの道をナビルートとして案内してくれるとは限らないことです。ひどい場合には大きく迂回路を取らせるルートが表示されます。
このnav-uだけでサイクリングに出かけることはないと思いますが、紙製、デジタルいずれかの地図が必要です。使い買ってから言うと100円ショップで売られている都道府県別の地図がおすすめです。

バッテリーを持たせるために液晶モニターを一定時間操作がなされないと消すようになっているのですが、消えるまでの時間が短くて、走り始めてから位置を確認したい場合などは何度もタッチパネルとたたいて液晶モニターを表示させます。
もう少し長い時間、表示させてもよかったと思います。
理想を言えば、ユーザーが表示時間を自分で設定できることです。

曲がり角や交差点での案内は2分割された画面となりわかりやすくなっています。
交差点までの距離を音声で知らせてくれる機能も持っています。

タッチパネルの感度が今ひとつに感じました。
自分が思っている以上に強くたたかないと感知していないように思えます。液晶モニターの表面は柔らかみがありタッチした衝撃を吸収しているので、大丈夫なのかも知れません。この辺は慣れれば気にならないかも知れません。

意外にバッテリーは持ちません。
最大11時間の持続を売りにしていますが、頻繁にnav-uを見るユーザーですと４、５時間が持続時間と見て差し支えありません。バッテリーは継年劣化しますから、3年ほどで半分くらいの持続時間になるはずです。
乾電池式のようにバッテリーを交換できる商品ではないので、バッテリーの持ちが短くなると使い捨てにせざるをえないのは残念です。

このレビューはWillVii株式会社運営の家電・PC・携帯・ゲームレビューサイト「みんぽす」から、「モノフェローズ」として．．．

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