ソニー ナビユー(NAV-U35)を北海道で使ってみた、レビューその1

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ソニー ナビユー、カーナビの実力

以前に貸し出しで使ってみて調子の良かったソニーのナビユー、改めて購入をして北海道旅行へ持って行きました。
今回の目的は登山。2007年に登り残した北海道の山を一気に登ってしまおうという旅です。山は北海道全土に散在しているので、登っている時間よりも車で運転をしている方が長い日もありました。北海道はわたしにとっては庭みたいなもので、どこから何処まで行くにしても、一応地図でルートは確認するものの、ほとんど地図なしで行くことが出来ます。
カーナビの実力をはかる上で絶好の地域と言えます。わたしを出し抜けるほどの性能を備えていれば「凄い!」と言えます。

※写真をクリックすると拡大します。

斜里町から雨竜沼ゲートパークまで約300kmのナビ

ソニーナビユー 斜里から雨竜までの検索 この写真は斜里岳を下りてカーナビに道路が標示されるところまで走ってから、明日登る暑寒別岳の登山口のある雨竜沼ゲートパークまでの道のりを検索させ終えたところです。
検索地点から目的地まで約300km、約6時間と表示されました。

ソニーナビユー 斜里から雨竜までの高速道路の標示 途中で自動車道路に入りました。
これが自動車道路での標示。シンプルですがインターチェンジやSAやPAのみを表示するので見やすく直感的に分かりやすくなっています。

ソニーナビユー 雨竜沼ゲートパークに到着 終点の雨竜沼ゲートパークに到着しました。
このナビでおもしろいのは、高度が表示されることです。今回の様に登山が目的の旅では標高が分かると大変に助かります。ナビユーの高度はGPSからの情報だけで計測をしているので誤差が生じますが許容範囲内です。登山などでより精密に高度を知りたい場合には高度の修正を気圧で行ってくれる機能がついているGPSがあります。

使用感

ルーティング

斜里町から雨竜沼ゲートパークまでのルートで、カーナビと違ったルートをわたしが取ったのは2箇所だけでした。逆にわたしがこれまで使わなかった道でナビユーがしていした道路を走ったのが1箇所ありました。

具体的には、ナビユーがしていしていながらわたしがこのルートは街中で混んでいるからと時間が短縮できるルートに避けたのは、美幌ICから乗る美幌バイパスだけでした。

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もう一つ、ナビユーが指定していながら通らなかったルートは国道273です。なぜかは分かりませんが上川層雲峡ICが無視されたルートでしたので、上川層雲峡ICから旭川紋別自動車道路に乗りました。

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この2箇所だけです。

逆にわたしの知らなかったルートをナビユーがルーティングしていたのが、雨竜沼ゲートパークへ至る道の入り口です。これまでは道道432を通っていたのですが、ナビユーは道の駅田圃の里うりゅうの北沿いの道をルーティングしていました。直感で何処へ通じているか分かりましたので、ナビユーの通りに走りました。

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ルーティングについてはなかなかがんばっていると言えます。価格から言えば合格点をあげられます。

便利な機能

これぞカーナビと言える機能が、「最寄の00を探す」機能です。特に北海道を旅する時には必ず買物をする「セイコーマート」がアイコンで登録されているので、タッチパネルから操作をするだけで今いる地点から一番近いセイコーマートに行くルートが表示されるのは助かりました。
ただし、コンビニは店舗の新規開店や既存店閉鎖が激しいので、表示された店舗が必ず最短距離にあるとは限らないようです。実際、苫小牧で検索をかけていたら、中央分離帯のある道の反対側にセイコーマートがあったのですが、検索にはそのセイコーマートは表示されませんでした。

予想走行時間のいい加減さ

到着予定時刻は午後5:58でしたが、実際に到着をしたのは午後5:49でした。
ナビユーがルーティングをした道のりよりも自動車道路の距離が長かったのでかなり時間を短縮できたようです。
もちろん、実際の走行時間には休憩を摂ったり食事をした時間も含んでいますが、ナビユーの表示時間は走るだけの時間が表示されるようで、休憩時間などは含まれていません。

また、国道や自動車道路の法定速度を守って走っているとどんどん到着時間が延ばされてゆきます。
ちょっと不思議ですが、ナビユーの計測時間は法定速度ではなく、実際の走行速度を元に計算しているようです。このため、法定速度を守って走ると、必ず予想の到着時間よりも遅く着きます。

自転車ナビで釧路川源流を走る

ナビユーの最大の魅力は車載ナビとして使えるだけでなく、自転車ナビとしても使えることです。
ちなみみ、ナビモードの切り替えでは車、自転車、徒歩の3つのモードが用意されています。

釧路川源流とカヤック わたしはカヤックの後ろに折りたたみ自転車を乗せて川を下ったり、登山の時でも縦走をする場合にはあらかじめ下山口に自転車を置いておいて、下山後に自転車で入山口まで戻ると言った使い方をしています。
北海道旅行では、釧路川源流から美留和橋(びるわ橋)までを下り、美留和橋から屈斜路湖の眺湖橋までナビで戻ってみました。このルートは過去何回も自転車で走っているのでナビは必要ないのですが、ナビの精度がどの程度かを自転車で確認するのには都合が良かったです。

眺湖橋の位置

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美留和橋の位置

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ソニーナビユーと釧路川源流をカヤックで下る 釧路川源流を下り終えて美留和橋に上陸しました。ここから出艇地点の眺湖橋まで数キロあるので自転車があると楽です。

ソニーナビユーと釧路川源流をカヤックで下る 出艇地点の眺湖橋へと戻りました。

使用感

ナビユーのルーティングの道を修正する必要はありませんでした。
距離が短かったことと、道を選べるほどいくつものルートがあるわけではありませんでしたので、当然な結果と言えます。
唯一、ルーティングで国道243から離れて道道717へ入ることはしっかりと表示しました。

ナビユーはかなり強固な防滴構造を持っているのですが、あくまでも防滴であって防水ではありません。カヤックで転覆したりすると、ナビユー本体の中に水が入ってくると思われます。
バッテリーが搭載されているのでカヤック上でも使用が可能でしたが、あえて使いませんでした。

ナビユーと北海道旅行の記事

  1. ソニー ナビユー(NAV-U35)を北海道で使ってみた、レビューその1
  2. ソニーナビユー(NAV-U35) 北海道旅行で使ってみた、レビューその2
  3. ソニーナビユー(NAV-U35)を北海道の林道で使ってみた、レビューその3

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このページは、mizunumaが2010年10月 3日 18:55に書いたブログ記事です。

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