10年以上使い続けてきたモンベル ムーンライト2ですが(モンベル ムーンライト2 レビュー)、山に持ってゆくには大きく重すぎるのでアライテントのトレックライズゼロを購入して、登山用のテントとしました。
梱包した状態のムーンライト2とトレックライズゼロを比べるとよく分かりますが、大きさ重さともに約半分しかありません。
いきなり登山に持ってゆくには不安があったので、今年のゴールデンウィークに四国と九州を約2週間、オートバイで旅をした時に使ってみたところ(四国・九州山岳道路ツーリング )、軽量コンパクトで設営も撤収も簡単にできることから、その性能に満足をして、いよいよ登山に使うことにしました。
デビューは北アルプス、新穂高温泉から入山をして鷲羽岳、水晶岳、黒部五郎岳、笠ヶ岳と縦走するルートです(焼岳、穂高岳、槍ヶ岳登山)。
テントの設営
テント本体を取り出して地面に置きます。
ポールを取り出して伸ばします。
2本あるので2本とも差し込みます。このとき、無理に力を加えると、ポールがテントの生地を破ってしまうことがあるので、力加減に注意が必要です。
ポールを2本とも通したら、ポールをテント本体に固定します。テント本体にポールの先端を差し込む穴があるのでそこに差し込みます。
テントの組み立てが終わったのでフライをかぶせます。
前にファスナー、後ろにベンチレーター(換気穴)がついているので、前と後ろを間違える心配はありません。
付属のL字ペグは軽量強固で、使い勝手の良いペグです。
わたしは無精なので、テント本体の四隅と、前室のファスナーの箇所の計5箇所にだけペグを打ちます。これでも強風が吹かなければ吹き飛ばされることはありませんでした。
通常ですと、この5箇所の他にロープで固定するために4箇所のペグを打つ必要があります。
テントの設営を終えたら、テントの中にシート他を敷いて、快適なテント泊の環境を整えます。
ファスナーを閉じて完成です。
キャンプ指定地に着いてから、ザックからテントを取り出して設営を完了するまでおおよそ15分ほどです。細かな点にまで気が配られているテントなので、設営がとても簡単にできます。