車のバッテリーを利用してパソコンを使う|アウトドア・ライフを生かす停電下の暮らし

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計画停電で困るのが、仕事が中断されることです。
幸い、わたしはパソコンが1台あれば最小限の仕事の環境が整えられるので、車のバッテリーを外して部屋に持ってきて、インバーターで100Vの交流電気に変換をして仕事をしています。
バッテリーとインバーター

車のバッテリーがなければ出来ない方法ですが、出来れば便利です。
元々は、車やオートバイで旅をしている途中に仕事をするために工夫をしたものでした。
車で使用する時にはシガーライターソケットから電気を得ればすむのですが、オートバイにはシガーライターソケットはありませんので、バッテリーから直接配線をするように作り替えました。
そのおかげで、車のバッテリーからでも、電気を得ることが出来る様になっています。

これが仕事用のノートブック。
12インチモバイルなので、消費電力は少なめです。
停電下のノートブック

これがデュアルモニターで使っている19インチの液晶モニター。
旧式のCRTだったら消費電力が大きいので、このインバーターでは使えなかったかも知れません。
液晶モニターは消費電力が小さいので助かりました。
停電下のノートブック

インバーターの仕様

使用しているインバーターは自動車やオートバイの12V直流の電気を100V交流に変換してくれる電気器機です。ホームセンターやカー用品店、家電量販店などで一般的に売られています。
わたしの使用しているインバーターは100Wの電気しか得られない小型のタイプで、その分価格も安く、3980円でした。

100Wは小さな電力ですが、ノートブックと液晶モニター各1台なら十分に使用することが出来ます。
常用しているノートブックはバッテリー駆動もしますが、継年劣化もあってバッテリーによる駆動時間は2時間前後と停電時間よりも短いものとなっています。そのほかに、わたしは、使っている全てのパソコンはデュアルモニターなので、19インチの液晶モニター1台分の電気が必要となります。

配線の注意として、バッテリー側の電線にヒューズを取り付けることです。
電流がなにか以上に流れた時に、ヒューズが切れてくれれば、使用中の電気器機への被害が防げる場合があるからです。

注意点

バッテリーに直接配線するので、安全策が必要となります。
通常、車のバッテリーから直接配線をすることはありませんし、配線をしたとしても途中にカップラーなどを配置する場合がほとんどです。
ただし、そのような面倒な作業をしていては、「簡単な」停電対策にはなりませんので、万一のトラブルを出来るだけ回避する方法を組み込みながら、配線の楽なバッテリーから直接配線をすることにします。

通常、インバータには使用している電気器機に過大な電流を流してしまった場合に備えてヒューズやブレーカーが内蔵されていて安全対策が施されているのですが、バッテリー側から過電流が流れてきた場合などに対しては備えはありません。これに対しては車側で行っているからです。
今回は、バッテリーに直接つなぐので、配線の途中にヒューズを入れます。

モバイルルーター大活躍

ドコモのモバイルルーターのBF-0BをREGZA Phoneと同時に購入したのですが、これが大活躍しています。
従来のADSLは固定回線にモデムやルーターへの電気の供給が必要なので、停電になると使えなくなりますが、BF-01Bは内蔵バッテリーで約6時間駆動してくれるので、停電中でもインターネットに接続することが出来ます。

無線LANの接続が行われない時には、自動的に待機となって消費電力を抑えてくれるので、停電の時間、バッテリーが切れたことはありませんでした。
ドコモ BF-01B

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このブログ記事について

このページは、mizunumaが2011年3月23日 11:30に書いたブログ記事です。

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