写真の整理をしていたら、一昨年8月(2010/8)に北アルプスの三俣蓮華岳で撮影をした雷鳥の親子の動画が見つかりました。
撮影した写真は見ていたのですが動画を撮影していたのはすっかり忘れていました。
初めての日本アルプス登山のとき、一目でも雷鳥が見られたら良いと思って登り始めたのですが、雷鳥というのは意外に人の目に触れる鳥で、山に登る度に見かけます。
人を恐れることが無いようです。
なぜ人を恐れないかと考えたのですが、特別天然記念物として厳重に保護されているので、雷鳥に危害を加える人がいないからではと思います。
雷鳥の雛鳥はすぐに親鳥と同じ毛並みとなってしまうので、黄色い産毛に覆われた雛鳥を見ることは少ないようです。
このビデオの雷鳥は、親鳥を見ていたら、その後から、ピンポン球みたいな丸く黄色い雛鳥が転がる様に着いてきました。一羽かと思っていたら二羽雛がいました。
かなり近くまで寄ってきた親子ですが、目の前にどかりと腰を落として、親子で砂浴びを始めたのには驚かされました。
大抵の動物は、たとえ人になれたペットでも子連れなら相当の警戒心を持っているはずなのですが、この親子には人間に対する警戒心がなさそうです。
北アルプスの雷鳥が、人間に大切にされていると言うことが分かる映像でした。