シュウェップスを持って大菩薩峠のある山地を1泊2日で歩いてきました。
出発が6/10、帰宅が6/11だったので、シュウェップスは発売日前に2000m近い山の頂まで登ったことになります。
最初に飲んだ時に口当たりが良く、それでいて甘みが抑えれていたので、大量の水分を必要とする登山の水分補給に適していると直感したのですが、そのままでは味が濃すぎたので、1/5に薄めて2Lのハイドレーションシステムと500mLのペットボトル2本に詰めて持ってゆきました。
ルートは初日が大月駅から雁ヶ原摺山(1874m)に登り湯の沢峠の避難小屋まで、約20km。二日目が湯の沢峠から笹子雁ヶ原摺山(1357m)まで稜線を歩いて初狩駅まで、約27km。と言うものでした。
天候は初日が昼前から小雨、日没まで降ったりやんだりしていました。気温は大月駅に降りた午前6時頃が15℃。昼に到達した雁ヶ原摺山の山頂の気温も15℃。
翌日は早朝、一時、陽が差したものの直ぐに小雨、この後は終日小雨が降ったりやんだりしていました。気温は午前6時が12℃、昼頃が14℃でそれ以上には上がりませんでした。
飲みやすい
シュウェップスは登山では飲みやすい。
これは思っていたとおりでした。
ただ、口当たりが良すぎるかも知れません。
初日、雁ヶ原摺山から湯の沢峠を歩いた時、出発時刻は大月駅を発ったのが午前6時前、湯の沢峠の山小屋に着いたのが15時過ぎでしたから、約9時間の山歩きとなった訳ですが、消費したシュウェップスは2.5L、残量は0.5Lしかありませんでした。
曇天から雨天と言う天候と、最高気温が15℃と言うことを考えると、この日に消費する水分は2L以下が望ましく、2.5Lは多すぎます。
日本アルプスや八ヶ岳では、稜線を歩いている時に、気温が25℃を越えることは真夏でも希ですが、15℃以上の気温にならなります。
昨年9月上旬の北アルプスの常念山脈の徳本峠から常念乗越まで13時間ほどで歩いた時に消費した水は約3.5、まだ残暑が残っていた20℃を越える暑い日でした。
同じく昨年9月下旬に北アルプスの立山連峰の薬師峠から五色平まで11時間ほどで歩いた時に消費した水は2.5L、明け方の気温は氷点下となりテントに着いた水滴が凍りました。
これらを考えると、9時間で2.5Lは消費量が多すぎるので、それだけ飲みやすいと言うことになります。最も、登山の初日は体が山歩きになれていないことが多く、水を飲みすぎたり食料を食べ過ぎたりするきらいがあります。
登山では、不味くて飲めない(都内の水道水)のは問題外ですが、美味しくて飲み過ぎるというのも困るのです。
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