粗悪品を使った代償
大掃除をしていたら、面白いものが出てきました。
まだ、ハンディGPSやポータブルカーナビが高価だった頃に、ハンディGPS兼用のカーナビとして使っていたPSP-3000のバッテリーです。
ソニー純正のバッテリーは高価だったので、アウトドアで使うだけの必要数を揃えるのが予算的に無理だったので、Yahoo!オークションで中国製のバッテリーを購入しました。
価格がソニー純正の半分以下でありながら、容量が倍の2400mAhあるのが売りだったと思います。
購入した当初から、2400mAhの容量とは思えないほど、バッテリーの持ちは悪かったのですが、使用上の不具合は無かったので、ごく普通に使っていました。
数年ぶりで見つけたこのバッテリーですが、変形していました。
試しにPSP-3000に入れようとしたところ、入りませんでした。
ソニーに限らず、ニコン、キャノンなどのデジタル一眼カメラを使うと、どうしても予備バッテリーが必要となるのですが、純正バッテリーは高価な上に、キャノンのように機種同士での互換性に乏しいメーカーもあって、なかなか購入できません。
そんなときに手軽に購入できるのが、中国製の安物のバッテリーです。
今年はキャノンのEOS 7Dからソニーのα77に買い換えたと言うことで、ソニー用のバッテリーを大量に購入したのですが、数年後には、PSP用のバッテリーと同様に変形するかもしれないとすると、ぞっとしてきます。
縦走登山など長期間メンテナンスの出来ない環境でバッテリー不良が発生したら、最悪カメラまで壊してしまうかもしれません。
安物買いの銭失いとはよく言ったものです。
と言って、10個も純正バッテリーを購入も出来ないので、バッテリーの劣化に注意を払いながら、安物を使い続けることになります。