近所のダイソーに買い物に行ったら、昨年は大震災の影響でしばしば売り切れていた単三電池の棚に、ニッケル水素単三電池が置かれていました。`
1本百円です。
電圧はエネループと同じ1.2V。
容量は1300mAh。
楽天市場を覗くと、ニッケル水素単三電池が1本105円から売られていました。
最も、送料を考えると、ダイソーの方が安いです。
さて、このダイソーのニッケル水素単三電池は使えるのか、と言うのが疑問でした。
エネループなどを購入して、使えるかどうかを考えることは無いのですが、100円ショップの製品は、安いだけに粗悪品が未だに多く、購入してから使えると「ほっと」することがあります。
一般的な量販店の価格よりも、著しく廉価な製品がこのケースに当たります。
わたしは1週間前後をかけて日本アルプスを歩く事が多いので、ハンディGPSとスマートフォン用に20本以上のエネループを始めニッケル水素単三電池を持っています。
単三電池も20本を越えると結構な重さになるので、背中のザックに入れると肩に食い込みます。
そのような訳で、ニッケル水素単三電池の需要がわたしは多いのです。
エネループも大容量のプロなどは、容量を大きくした代償として、充電回数が500回と少なくなっています。
通常のエネループでも充電回数は1000回です。
1年間に何十回も充電をするので、それだけ寿命も早く来てしまいます。
実際、7年前に購入したソニー製のニッケル水素単三電池は、昨年から今年にかけて、次々と充電不能になってしまいました。
継年劣化と思われます。
同時期に購入したパナソニック製のニッケル水素単三電池は、まだ元気でがんばっています。
高性能なだけに高価なエネループやプロをマウスや街乗り用の自転車のヘッドライトに使うのももったいないので、ダイソーのニッケル水素単三電池を購入して使うことにしました。
2本同時に充電できる充電器も100円で売られていたのですが、エネループ用の充電器で試して見たところ、問題なく充電が出来ました。
実際に電気機器で使った際の使用時間や、繰り返し充電をして使う耐久性はこれから徐々に分かってくるでしょう。
ちなみに、数年前に秋葉原で購入した中国製のニッケル水素単三電池は、2400mAhと容量が大きく、1本辺り240円と価格が安かったのですが、今でも元気に使えています。
ただし、実際に電気機器で使うと、使用時間はエネループよりも、だいぶ短くなります。
さて、ダイソーのニッケル水素単三電池がどの様な性能を持っているか、楽しみです。
駆動時間の比較
以下、2013/4/17に追加しました。
GAMIN GPSでの使用の結果です。
エネループプロ、16:09:19
エネループ、12:38:01
ダイソー、11:34:50
ブラックボディーのエネループプロがダントツの16時間をマークしました。
これは、プロが大容量のユースを前提にした商品なので当然でしょう。
意外な結果なので、エネループとダイソーの駆動時間の差が1時間あまりしかなかったことです。
もちろん、エネループは半年先でも1年先でも、充電された電力量の70%から80%が使用できるというプレミアがあるので、災害対策などに使うに便利です。
それでも、単価を考えると、ダイソーの充電式乾電池の駆動時間の長さが光ります。
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