関東でタラコというとスケトウダラの卵ですが、ここで使用する鱈の子は真鱈の卵です。
オホーツク海の街、北海道紋別郡の山村に住んでいた頃は、真鱈の子は、冬になるとスーパーや魚屋さんで、手軽に買えたのですが、八王子に住む様になってからは、お目にかかれませんでした。
たまたま、近所のスーパーアルプスで、3個だけ売られていたのを見つけたので、早速買ってきて炒め物を作りました。
とても簡単に作れて素朴な味のする料理です。
紋別港に面した魚屋の女将さんに教えてもらいました。
材料
真鱈の子、一腹の半分。
ツキコンニャク、2袋。(ツキコンニャクというのを北海道ではツキコンと呼んでいます。八王子のスーパーでは、この名称では売られていませんでしたが、一番太い糸コンニャクを購入すれば大丈夫です)
調味料は、
みりん、大さじ2杯。(酒大さじ2杯に砂糖小さじ1杯でも可)
正油、大さじ1杯。
調理
ツキコンニャクを袋から出して、水で洗います。
フライパンを熱して油を引きます。
真鱈の子の皮を剥いで、中のつぶつぶをしゃもじや大きめのスプーンなどでこそげ取って、フライパンに入れて炒めます。
真鱈の子に十分に火が通ったら、ツキコンを入れて火を通します。
調味料を加え、真鱈のことツキコンに十分に味をなじませたら、器に盛りつけます。