「JISS国立スポーツ科学センターのアスリートレシピ
の中の「バランスよく食べる!アスリートの毎日ごはん」に書かれているレシピの一つのミートローフです。
この本によると、このミートローフからは、タンパク質と鉄分が採れるそうです。
ゆで卵をひき肉で包んで火を通すミートローフは作るのがとても大変そうに思えるのですが、レシピを読むととても簡単に調理できます。
材料も、信じられないくらいに簡素です。
卵を茹でるので、その分だけ時間はかかりますが、手間は驚くほど僅少でした。
これで美味しいのだからたまりません。
ゆで卵入りミートローフ
分量は1人分です。
レシピには、牛乳に浸した小麦粉をつなぎと使うように書いてありますが、無視しました。
ハンバーグにしろミートローフにしろ、ひき肉につなぎを使うのは邪道だと思っているからです。
材料、調理方法は、わたしの好みで変化をくわえてあります。
材料。
豚と牛の合い挽き肉、150g。
タマネギ、1/2個。
卵、2個。
調味料。
トマトケチャップ、大さじ1杯。
とんかつソース(ウスター、中濃でも可)、大さじ1杯。
調理。
卵を茹でます。
タマネギをみじん切りにします。
合い挽き肉とタマネギを手でよく混ぜます。
よく混ぜたら、ゆで卵を包みます。
包んだら、ラップで全部を包みます。
ラップで包んだら、皿に置いて、電子レンジで6分間温めます。
皿を下に置くのは、ラップからひき肉の脂がにじみ出してきてレンジの中を油浸しになるのを防ぐためです。
※(わたしがひき肉が嫌いな理由は、臭みがあることと、油分が異常に多いからです。火を通す過程でひき肉からにじみ出てくる油分を多く含んだ肉汁を、レシピではソースに混ぜてつかうように書かれてありますが、上記の理由で無視しました。)
フライパンにソースとトマトケチャップを大さじ1杯ずつ入れて、熱して炒めます。
電子レンジで火を通したミートローフを取り出し、輪切りにし、器に盛りつけます。
切ったミートローフにソースとケチャップを炒めて混ぜたものをかけてできあがりです。
感想。
これ以上ないと言うくらいの少ない素材と、簡単な手順で調理できるレシピです。
本のレシピを読んだときは、あまりの簡単さに半信半疑だったのですが、ゆで卵を使った料理としては、今までで一番に美味しい料理でした。
挽き肉というのは、よほどに厳選された肉をミンチにしないと、どうしても調理の後に臭みが出てしまうのですが、ゆで卵の風味がひき肉特有の臭みを打ち消してくれます。
また、ケチャップとソースを混ぜただけのシンプルなソースが、ゆで卵とひき肉のミートローフに良く合います。ケチャップの甘みと酸味がとんかつソースに混じり合って、絶妙の味です。