撮影日:2014/09/06
栃木県側の入口は馬坂林道と土呂部峠とのT字路となっています。広場が二か所に有り、入口に近い方の広場には山ノ神が祀られています。
県道に変更後は、ガードレールが多く設けられました。
栃木県側の入口は標高が高いので、樹木が途切れて視界が開けると、周辺の山並みを一望できます。
栃木県側はアップダウンを繰り返しながら、緩やかに高度を上げて行きます。
入口付近と峠のとば口が断続的な舗装区間です。峠の舗装が始まると、樹木が途切れ視界が広がります。
高山植物のマルバダケブキが田代山峠で咲いていました。近くの日光白根山の標高2200m以上の森林限界に群落のあるキク科の花です。
峠区間はブナやミズナラの落葉広葉樹の森が広がります。
峠区間を福島県側に近づくと、再び視界が開けてきます。
栃木県と福島県の県境は峠の端にあります。
県境からの眺望。
県境を過ぎると、急な坂となります。
田代山と帝釈山の登山口に設けられた駐車場。上の駐車場と下の駐車場が有り、下の駐車場にトイレが設けられています。上の駐車場は、週末は一杯ですが、下の駐車場まで一杯となるのは、田代山湿原の高山植物の花の季節の6月下旬から7月上旬にかけてと、10月上旬から下旬にかけての紅葉の季節の週末と祝祭日です。
田代山登山口を過ぎると、道幅は広くなり走りやすくなりますが、登山家や観光客の車も多く通る様になります。
中腹まで降りてくると、カラマツの植栽林の林を通ります。
舘岩から峠まで1000mの標高差があるので、福島県側はヘアピンコーナーが連続します。
大雨の影響で、勾配のきつい区間では、溝が掘られて若干の荒れが見られます。
時々視界が開け、周囲の山が見られます。山肌は落葉広葉樹で覆われています。
人家に近づいてくると、舗装路が断続的に現れます。
諸沢川衣林道とのT字路。
蕎麦畑の先に集落が見えてくると、林道区間は終わりになります。
旧舘岩村側の出入り口。舘岩郵便局前にあります。このT字路の廻りには、コンビニが一軒と食堂が数軒あるので、林道を通り抜けた後の休憩にぴったりです。