国有林の林道
- 投稿者:ジェベル 山梨県
- (投稿日:2013/02/20 / 更新日:2013/02/20)
森林調査で1月に奥三河・天竜・大井、2月に天城周辺に行って来ました。基本的に国有林道は全て一般車通行禁止になっておりゲートは常時閉です。ゲートもバイク対策と思われますが、山側も谷側も塞がれております。仕事で入る場合は森林事務所で鍵を借りますが、開けた後は必ず閉めるように言われます。
それにしてもバイクで走りたくなるような魅力的な林道が多くて困ります。
林道は治山・森林整備等の作業が目的で開設されたもので、一般車が通行できるような道路規格に基づいた安全対策はされておりません。
一般車通行禁止の林道はこのデータベースから外されては如何かと思います。かつて簡易なゲートの為、知る人ぞ知る人だけが楽しんでいた林道?(観光道路開設の為のパイロット道路)が雑誌に掲載され雪崩のようにバイクが押し寄せた結果、猫の子一匹通さないぞという気迫に満ちたゲートになってしまった所もあります。
私も林道ツーリングをしますが、バイクで林道走行を楽しむにはそれなりのモラルが必要です。
ライダー自身の身勝手な行動によって、本来走れるはずの林道が走れなくならないようにしたいものです。
難しい問題です
- 投稿者:うーたん
- 投稿日:2013/04/12
ジェベルさん。
WebMasterのうーたんです。
一般車両通行止めの林道を取り上げるか否か、当サイトを開設する前から考えてきたことです。
林道を管理する側は、通行止めの林道に関する情報は掲載されない方が良いと考える傾向が強いようです。
ただ、実際の林道は、例えば閉鎖されている林道でもライダーやドライバーが走りに行くケースがしばしばあります。
特に、数年前に走った林道なら、当然走れるものと訪れるでしょう。
事前に、林道がゲート等で閉鎖されていることが把握できれば、ゲート突破を当然とする確信者は別として、一般的なライダーやドライバーは、走りには訪れないと思われます。
10数年前の事ですが、当サイトを開設した当時に、長野県王滝村のある林道で、ゲートを突破しようとしたライダーが谷底に落ちて、バイクの下敷きになって死亡するという痛ましい事故がありました。
また、1999年には、路面欠落により通行止めとなっていた栃木県栗山村の林道で、欠落箇所を通り抜けようとしたドライバーが1名無くなっています。
もし、事前に通行不可能ということが、この人たちに伝えられていたら、死亡事故は防げたのではないかというのが、わたしの考えです。
この2件の事故を受けて、当サイトでは、ゲート等で閉鎖されていて、通行止めとなっている林道も、積極的に掲載する様にしています。
この辺りは、個人や組織の考え方となると思います。